都立高校入試理科化学「水の電気分解」対策
都立入試理科化学分野について記事を書く。
以下、平成28年都立入試問題。
では問題文を読むと、
「〔問1〕<結果1>から,気体Aの物質を確かめる方法と,電極aの付近で起きている現象を組み合わせたものとして適切なのは,次の表のア~エのうちではどれか。」
と書かれている。
図1を見ると、
気体Aの比は2で、気体Bの比は1
ということがわかる。
今回は、
水
を電気分解しているので、以下の化学式を押さえておこう。
2H₂O→2H₂+O₂
そして以下のとおり、水の分子は
H₂O→H⁺+OH⁻
になるので、
H⁺…-極に引き付けられる。 OH⁻…+極に引き付けられる。
と押さえておこう。
そこから問題を解いていくと、左側の選択肢は、
気体Aの物質を確かめる方法
と書かれているので、
気体Aは比が2であり、気体Bの2倍
となっているのと、-極に引き付けられているというところから、
H⁺(水素)
と判断できる。水素の特徴は、
・軽い ・燃えると水になる。
特徴があり、
マッチの火を近づけるとポッと音を立てて燃える。
よって選択肢の答えは、
マ ッチの火を近付ける。
になる。次に、
電極aの付近で起きている現象
は、電極aは-極となるので、答えは
電極aに水素イオンが引き付けられている。
となる。つまり選択肢の答えは、ウとなる。
問題の難易度としては基本的なことを押さえていれば解ける問題である。
ぜひ、このような問題も得点が取れるように学習していってほしい。
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