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都立高校入試社会「世界地理気候」対策
都立入試社会対策について記事を書く。
以下、平成27年都立入試問題。
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問題文を読むと
〔問1〕次の略地図中の①~④は,2011年の日本における鉄鉱石の輸入量が多い上位6か国のうち4か国の主要都市である,リオデジャネイロ,モントリオール,シドニー,ムンバイの位置をそれぞれ示したものである。下のA~Dのグラフは,①~④のいずれかの都市の年平均気温と年降水量及び各月の平均気温と降水量を示したものである。①~④の都市とA~Dのグラフを正しく組み合わせたものは,下のア~エのうちのどれか。
と書かれているので、①~④の都市(国)がどこになるのかを確認していこう。以下確認していくと
①…リオデジャネイロ(ブラジル)
②…モントリオール(カナダ)
③…シドニー(オーストラリア)
④…ムンバイ(インド)
となる。都市名が分からなかったところもあるかもしれないが、けして都市名が分からなくても焦らなくてよい。
近年の都立入試問題ではなかなか都市名や国名が分からないような国も出題される。
しかし問題はしっかり解くことができるので焦らずに問題を解いていこう。大切なのは
①…リオデジャネイロ(ブラジル)
⇒熱帯
②…モントリオール(カナダ)
⇒冷帯(亜寒帯)
③…シドニー(オーストラリア)
⇒温帯
④…ムンバイ(インド)
⇒熱帯
と何帯なのかを押さえておくことが重要になる。そこからA~Dの雨温図を見ていこう。以下の雨温図のポイントを確認していくと
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A 南半球の国で温帯
⇒シドニー(オーストラリア)…③
B 北半球の国で熱帯
⇒ムンバイ(インド)…④
C 北半球の国で冷帯
⇒モントリオール(カナダ)…②
D 南半球の国で熱帯
⇒リオデジャネイロ(ブラジル)…①
となるので、解答はエとなる。
このように都市名がけして分からなくても
地理的な位置関係から何帯に属するのか
が理解できれば正答することができる。今回は難しい国はなかったが、近年は普段聞き慣れないような国も登場してくるので焦らずに問題を解いていくようにしよう。
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