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都立高校入試社会「公民地方財政」対策
都立入試社会対策について記事を書く。
以下、平成27年都立入試問題。
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問題文を読むと、
〔問3〕⑶公共財や公的サービスの原資となる財源の確保が課題となっている。とあるが,次のⅠのグラフは,1990年と2010年における我が国の地方財政歳入総額及び歳入項目別の割合を示したものである。Ⅰのグラフ中のア~エは,地方税,地方交付税交付金,国庫支出金,地方債のいずれかに当てはまる。Ⅰの文章は,1990年と2010年の歳入項目別の変化の様子について述べたものである。地方債に当てはまるのは,Ⅰのグラフ中のア~エのうちのどれか。
と書かれているので、地方債についての選択肢を選んでいこう。
まず資料Ⅱの文章を確認すると
○自主財源である地方税は,金額に大きな変動はないが,全体に占める割合は減少している。
⇒地方税はアとなる。
※1990年 804100億円×0.416(41.6%)=334.5...
2010年 975115億円×0.352(35.2%)=343.2... 金額に大きな変動はない。
○歳入総額の増加分は,ほとんどが依存財源で賄われており,依存財源を割合の変化が大きい項目から並べると,地方債,国庫支出金,地方交付税交付金の順になっている。
⇒ェ…地方債(+5.5), ウ…国庫支出金(+1.4), ィ…地方交付税交付金(-0.2)の順となっている。
と書かれているので、以上の太字部分に注目しよう。
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そうすると、地方債の解答はエとなる。
ちなみに他の選択肢を確認していくと
ア…地方税
ィ…地方交付税交付金
ウ…国庫支出金
となる。今回の問題は、資料の文章から図を確認していくことによって解答へ導くことができる。
こういった問題は得点源になるので、類似した問題などで慣れながら、得点できるようにしていこう。
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