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都立入試社会対策について記事を書く。

以下、平成27年都立入試問題。

問題文を読むと

〔問4〕(4)地方公共団体には,地域の特色を生かした独自の政策や創意工夫を生かした地域振興の取り組みを実現することが,一層期待されている。とあるが,次のIの文章は,現在の我が国における地域経済産業政策の一部をまとめたものである。Ⅱの表は,我が国のある地方公共団体における地域振興の具体的事例についてまとめたものである。IとⅡの資料を活用し,新たな企業立地により期待できる効果について,産業と雇用の両面に着目して,簡単に述べよ。

と書かれていので、Ⅰの文章を確認しよう。以下確認すると


地域の特性・強みを生かした企業立地の促進等を通じ,地域産業の活性化を目指す。

○各省庁が連携し,地域による主体的かつ計画的な企業立地促進等の取り組みを支援し,地域経済の自律的発展の土台となる産業基盤の強化を図る。

以上の太字部分に注目しよう。そこから資料Ⅱを確認すると、資料Ⅱは

資料Ⅰの、地域の特性・強みと企業誘致を具体的にしたもの

となる。つまり解答としては資料Ⅰのポイントを記述できれば良い。

以下模範解答を確認すると

地域の特性・強みを生かした産業の活性化や新たな雇用の創出により、地域経済の発展が期待できる。

となる。今回の記述問題は難易度としてはけして高くない。

資料Ⅰを具体的にしたものが資料Ⅱ

ということが分かれば、けして難しくなかったと思う。

このような問題をしっかり解けるようにするためにも、必ず記述問題の練習はしっかり行っていこう。

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