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都立高校入試社会歴史「年表問題」対策③
都立入試社会の歴史年表問題について記事を書いていく。
年表問題は前回の記事にも書いたとおり
丸暗記
する必要はない。
では、今回もそれを押さえながら問題を解いていこう。
以下は平成19年の都立入試問題。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/16885630/picture_pc_10c216fdce0876efe3fa7c940037b545.png?width=800)
では以下問題を解いていくと、
各選択肢の文章から、
キーワード
を拾い、その時代を確認しよう。
そうすると、
ア「世界恐慌」
⇒1929年の昭和初期になる。
イ「第一次世界大戦」「米騒動」
⇒大正時代である1912年〜1926年になる。
ウ「高い経済成長=高度経済成長」
⇒1955年から始まるので、戦後の昭和となる。
エ「富国強兵」「殖産興業」
⇒1868年〜1912年までの明治時代になる。
そして問題を確認すると、今回はBの時期の出来事が問われているので、Bの年号は
1897年〜1923年
に当てはまるものを選択しよう。
よって答えはイとなる。
年表問題であっても歴史の問題で最重要なのは、
用語の時代感覚
になる。
年表を丸暗記するのではなく、歴史用語の時代感覚を覚えながら、その用語の周辺知識などを押さえていこう。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/41291290/picture_pc_c5c19a2496a9a5fdab54172755222a78.png?width=800)
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