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都立入試社会の歴史年表問題について記事を書いていく。

年表問題は前回の記事にも書いたとおり

丸暗記

する必要はない。

前回の記事はこちら。

では、今回もそれを押さえながら問題を解いていこう。

以下は平成19年の都立入試問題。

では以下問題を解いていくと、

各選択肢の文章から、

キーワード

を拾い、その時代を確認しよう。

そうすると、

ア「世界恐慌」
⇒1929年の昭和初期になる。

イ「第一次世界大戦」「米騒動」
⇒大正時代である1912年〜1926年になる。

ウ「高い経済成長=高度経済成長」
⇒1955年から始まるので、戦後の昭和となる。

エ「富国強兵」「殖産興業」
⇒1868年〜1912年までの明治時代になる。

そして問題を確認すると、今回はBの時期の出来事が問われているので、Bの年号は

1897年〜1923年

に当てはまるものを選択しよう。

よって答えはイとなる。

年表問題であっても歴史の問題で最重要なのは、

用語の時代感覚

になる。

年表を丸暗記するのではなく、歴史用語の時代感覚を覚えながら、その用語の周辺知識などを押さえていこう。

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