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都立入試社会地理対策について記事を書く。

以下、平成30年都立入試問題。

では問題文を読むと、

「〔問1〕次のⅠのア~エのグラフは,略地図中にA~Dで示したいずれかの産油国の首都の,年平均気温と年降水量及び各月の平均気温と降水量を示したものである。 の文は A~Dのいずれかの首都が属する国の油田の様子についてまとめたものである。Ⅱの文で述べている国の首都のグラフに当てはまるのは,Ⅰのア~エのうちのどれか,また,その首都に当てはまるのは,略地図中のA~Dのうちのどれか。

と書かれているので、資料Ⅱを見ていくと、

暖流と偏西風の影響により,高緯度の割には気温が高く,冬季でも凍らない海域に広がる大陸棚にこの国の油田は分布し,採掘された原油は,パイプラインを利用して輸送されている。」

とあるので、太字の部分からどの国となるかを以下の2点から押さえよう。

①暖流と偏西風の影響により,高緯度の割には気温が高く⇒西岸海洋性気候
②この国の油田⇒北海油田

以上の2点から、

イギリス

ということがしっかり判断できるようにしよう。

よって、答えはとなる。またの国となる。

ちなみに他の選択肢は、

イ…サウジアラビア(C)
ウ…メキシコ(B)
エ…ブラジル(A)

となる。このような雨温図の問題は近年頻出なので、すべての選択肢をしっかり埋められるようにしておこう。

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