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都立入試社会対策について記事を書く。

以下、平成27年都立入試問題。

問題文を読むと

〔問3〕次のⅠの略地図は,主なEU加盟国15か国の2001年と2012年を比較した日本からの輸出額の変化を示したものである。Ⅱの略地図は,主なEU加盟国15か国の2001年と2012年を比較した日系現地法人数の変化を示したものである。Ⅲの文章で述べている国に当てはまるのは,下のア~エのうちのどれか。

と書かれているので、Ⅲの文章を確認していこう。以下確認すると

 この国は,ヨーロッパ最大の工業国であり,EUの経済,通貨,政治的統合を推進する中心的存在となっている。古くからの加工貿易国として一般機械,自動車を主に輸出しており,医薬品の輸出でも有名である。
  2001年と2012年を比べると,日本からヨーロッパ各国への輸出額が全体的に減少傾向の中,日本からこの国への輸出額は30%未満の減少にとどまるとともに,この国での日系現地法人数の,増加は40社以上であり,日本との結び付きは依然として強い。

と書かれているので、以上の太字のところに着目しよう。そこから資料Ⅰ・Ⅱを照らし合わせ、以下の黄色のマーカー部分と照らし合わせみよう。

そうすると解答はィのドイツとなる。ポイントは

ドイツEU最大の工業国
EU最大の農業国はフランスも覚えておこう。
イギリスは18世紀に産業革命が起こり鉄鋼業・機械工業が発達し「世界の工場」として言われた。北海油田が開発され石油輸出国となっている。
イタリア地中海式農業(夏のオレンジ・オリーブ、冬の小麦)が有名。工業はイタリア北部が中心で南北で格差がある。

という周辺知識も押さえておこう。

今回の問題はヨーロッパの主要な国であるドイツが問われた問題なのでしっかり正答したい。

またそれだけでなく、他国の特徴についてもしっかり言えるように知識を常に固めておく意識を忘れずに取り組んでいこう。

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