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#4 株式会社ワーク・ライフバランスという会社が気になっています。


タイトル通りなのですが、この会社がすごく気になっています。

なんと言っても企業理念が、とてつもなく共感できるところがありましたし、私自身、過酷な学校現場で働く人間として、今現場で一番必要な考え方をもっている企業なのではないかと感じています。

社長の小室さんという方が国会でワークライフバランスについてお話されている動画をyoutubeで拝見させて頂いたのですが、心の底から感動した次第であります。

現在、過酷な労働環境にお悩みの方は、ぜひ一度ご覧になって頂くことをお勧めします。

個人的にその小室社長のプレゼンの中で最も印象に残ったのは、「仕事とプライベートはバランスというよりも、相互に影響し合っているシナジーの関係だ」という点です。

私自身、ここ数年で個人的な働き方改革に取り組んだ結果として、月の残業時間を120時間から30時間程度まで削減し、ほとんどの土日祝日で休日を勝ち取ることができるようになりました。

しかし、その分平日に休む暇なく周りの人の何倍ものスピードで仕事を進めてきたこともあって、どうしても1日の終わりには疲れ切ってしまって、帰宅後は入浴食事を済ませたらすぐに眠りについてしまったり、休日をアクティブに過ごせない日々が多くなっていました。(それでも数年前までの毎日朝練や土日祝日全て部活に駆り出されていた日々に比べれば天と地の差ですが…。)

休日に仕事とは別のコミュニティで色々な活動ができれば、より一層リフレッシュしたり自己研鑽を積むことができ、日々の仕事でより良いパフォーマンスを発揮できる。そんな仕事とプライベートのシナジーな関係が、特に教師には必要ではないかと感じています。

これを大勢の教職員が達成するには、仕事の総量を削減するか、教職員を増やすしかありません。

しかし現状、私の勤務校では仕事は増える一方で、教職員の休職者や退職者が後を絶たず、正規教員が減り続けています。

その結果、目の前の生徒に直結する時間(学級経営や授業の準備)がまともに確保できず、教育の質が低下し続けていると実感しています。

教職員の働き方改革は生徒たちのためでもあり、それは最終的には社会全体のためでもあります。そこを現場で働く人たちはもちろん、管理職や教育委員会、文科省の方々には理解して頂きたいと思っています。

だからこそ、今回拝見した小室社長の国会でのプレゼンは、猛烈に心を揺さぶられるものがありました。

話は変わって2年前のことになりますが、私は教員の労働環境に嫌気が差して、転職活動をしたことがあります。

しかし教員の仕事以上に情熱を注げられそうな仕事が見つからず、一念発起して教員を続けながら働き方改革に取り組み始めた経緯があります。

そうして学校現場で働き方改革に取り組んで成果を上げてきた面と、反対に働き方改革の限界に直面しつつある今、この株式会社ワーク・ライフバランスという会社でなら教員の仕事以上に仕事に情熱を注げるのではないかとも感じ始めてもいます。

採用情報を確認したところ、直近の求人は今年の6月に締め切ってしまっているようで、来年度もしまた求人があれば、チャレンジしてみたい気持ちがあります。(その頃にはまた違った気持ちになっている可能性もありますが…。)

その頃までに、自分なりにワークライフバランスならぬワークライフシナジーに取り組んで、自分をもっと高めていきたいです。

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