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今まで持っていた大きな思い込み

きっと、何かを成し遂げている人は、
呼吸するようなくらい当たり前にできていることだと
思う。
できていない事が悪いこととは思わないけれど、
私はかなり燃費の悪い時間の使い方、
頭の使い方をしてきたと気づいた。

『偉大な料理人は、偉大な経営者である!』
っとずーっと思い込んでいた。
これが、間違いだって言うことに、
本当にここ最近気がついた。
勿論そんなこと気がついたいたし、
当たり前と分かっていたことでも、
まさか自分がそこに縛られていたとは
気がつかなかった。。
ちょっと、滑稽な話に思えるかも。

時代もあると思う。
料理人として、修行からスタートした時代。
厨房に入るまでの道のりが本当に厳しく長かった時代、
シェフって全能の神みたいな存在でしたから、
美味しい料理を作る人は、お店が繁盛して当たり前、
って思っていた。
スキルがあれば成功すると。
だから、修行に耐えてきた人も多い時代だったと思う。

ある程度、仕事を覚えてシェフの信頼を積んだ頃、
シェフが私を可愛がってくれた理由が今わかった。
シェフも悩んでいたんだと。。。
スキルだけじゃない、
大切なものがあると言うことを、
感覚で話せる私に、
抱えている気持ちを吐露してくれていたんだと。
スタッフの育成もそう。
お店の経営もそう。
お客様への対応も。
品揃え、ニーズを掴むこと。
自身のブランドの強化も。
自分の可能性も。
さらなる今後の展望も。

営業時間が終わりミーティングで、
歯に着せることなくシェフの可能性を、
こんなもんじゃない!と語る私に
シェフは信頼を寄せていてくれた。

その当時は、
偉大なシェフは、偉大な経営者だ!と
思い込んでいた私は、
シェフの苦悩が全然わかってなくて、
それだけでなく、
私もその思いを引き継いでしまっていた。。

現在、
自分で、
ゼロから新しい物を作り出そうとしている最中、
料理のスキルを磨かなければ、
発信に及ばないという思い込みがあり、
インプットしてもしても不安な日々。
インプットに終わりはないことも知っているのに。。

知らなかったのは、
【偉大な料理人と偉大な経営者は別!】と言うこと。

何かを成し遂げている人達には、
当たり前すぎる事だと思えるけれど、
料理人にとっての経営リテラシーというのは
かなり低かったと思う。

現在、私が起業して、
発信を続けていけること、
生計を立てていけること、
将来のビジネスモデルを描けること、
社会貢献していく未来を描けること、

これは、料理のスキルを磨くことではなく、
ビジネスの師匠に学ばないといけないということに、
今本当に腑に落ちた日々。

いくら、料理が上手で、
天才的であったとしても、
発信を続けたり、
ライブで伝え続けたりすることは、別の領域。
発信ができないのは、
料理を発信するに値する域に達してないから、
などと考えていたけれど、
全くの別物であるということ。
しかもゼロのものを生み出そうとしているのだから、
さらに荷重がかかる。

今まで、
ビジネスの何たるか、
起業の何たるか、も分からず、
成功者に話を聞きに行ったりして、模索してきた。
そこにも、落とし穴があって、
社長さんは必ずしも、
ビジネスの専門家じゃないという事。
社長さんには必ず信頼を積んだ参謀が控えている事。
もちろん無駄な時間じゃないけど、ここに気づくまでの燃費は相当悪かった。。思い込みが度をすぎた、ちょっとした笑い話。。

*     *     *     *    *     *     *     *

そして、現在は、
ビジネスの師匠との出会いのおかげで、
航路を間違えないですむと思えることに感謝。

私のビジネスの参謀と言ったらおこがましいですが、
顧問を務めてくださる田中先生。
学びを与えてくれる方は、たくさんいるけれど、
ビジネスの専門家と思える先生との出会いは、本当に宝物です。
そして、田中先生の師匠はロバートキヨサキ
その教えを請うことができて日々感謝。



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