小海のこと ❶
昨年から何故だか長野に行く予定が入ることが多く、少し呼ばれている気になりながら毎度東京から長野へのバスを検索する
今回は仕事という名の遊び だけど仕事
東京から長野への道のりは、新幹線という手もあるが
私が住んでいるエリアで言うと西武バスがとてもアクセス良く、よく利用している
バスで2時間半、仮眠にちょうど良い時間
バス内にトイレがついているが、
サービスエリアにも一度立ち寄ってくれる
私はサービスエリアが大好きなので用事がなくても降りる。ありがたい。
その土地のものを知りたいから、
一周じろじろと冷蔵庫やお菓子を眺めて、
ヨーグルトが美味しそうであれば買って食べる。
バスに乗る時は体調よくのりたいので、お酒はあまり買わない
今回は仕事が終わってからバスにのる予定だったので、仕事終わり少しバタバタしつつ予約
当初予約しようと思っていた予約サイトだと予約可能時間が過ぎており、
予約サイトを色々駆け巡って楽天から予約
身に覚えのないポイントを使って値引き
知らない間にたくさんバスに乗っているみたい
仕事が終わって慌てて家に帰り、機材と自分の荷物を持って駅近くのバス停まで移動
西武バス、下落合駅のバス停
東京→佐久平行き
北斗の拳の作者、武論尊氏が佐久の出身らしく、バスの中は北斗の拳だらけだった
途中上里サービスエリアに降りて
例のごとくお菓子コーナーを眺めて
マツコの写真に惹かれてほまれえびを買う
バスから夕焼けを見る体験に喜びを感じる
戸惑っていたら、小さく駅→の看板を見つけて
駅に入ることが出来た
謎の小人たちを乗せた花のようなモニュメント
調べてみたが、作成者の詳しい情報が見つからなかった、、
両方向へ向かう矢印を見て、ホームが合っているか不安になるが
どう見てもここしかホームはないよなと落ち着かせる
小海線の車内
小海線に乗り込んだのが17時だかそのくらいで
ちょうど学生が多い時間帯だった
2両編成だと思うのだが、先頭車両からしか降りられない仕組みになっており
先頭車両へ向かう学生達が同級生同士すれ違いざまにバイバーイと挨拶して降りてゆく
輝かしい若者達を横目に、
片手に握った機材入りのバッグを心配しつつ
乗り過ごさないように眠気と戦っている
小海まで1時間と少し
降りる時に気付いたのは
私は切符を買い忘れたってことで
降りる人を見送りつつ
最後尾に回って、切符を買い忘れまして、、と説明し
整理券もですか？と聞かれて
整理券もです、、佐久平から乗りましたと白状
ローカル線であるということを完全に忘れていた
乗車時にきょろきょろ周りの人を観察してはいたが、
整理券を取ってない人がたくさんいたのは、定期券を持っていた人だったのだと思う
無事に乗車賃を払って下車
とりあえず我慢していたトイレに行きたくて、
看板の道順でトイレに向かうが
謎の噴水にたどり着く
ローカルパワーにすでに圧倒されつつ
なんとかトイレに辿り着き、
まだやっている料理屋を確認
車で迎えにきて頂けるのを少しの間待っていた
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