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【Kindle出版】好きなジャンルで責めて、“著者買い”を狙え!

以前、Kindle出版において好きなジャンルに特化すべき点を紹介しましたが、今回は“著者買い”という観点で綴っていきたいと思います。

目次

  1. 著者買いとは?

  2. 好きなジャンルに特化して責め続けると・・・

  3. 好きなことだからこそ・・・

著者買いとは?


 さて、いきなり質問ですが、あなたが本を買うときどんな点に惹かれて購入するでしょうか?
 表紙のインパクトや題名に惹かれたり、はたまたベストセラーという実績に惹かれて購入したりするのではないでしょうか。
 私自身、本を購入する際に気にするのは“どんな人が書いたのか”という点です。特にハウツー本やビジネス書関連に関しては、実績などが伴っているのか等がどの本を読むのかの大きな選択基準の一つとなっています。実績がなくても、個性的なプロフィールなどがあればつい気になってしまいます。
 そして、一度読んだ本が面白いと感じたら、その著者が書いた他の本を読んでみたりすることも少なくありません。その著者の執筆した他の本を読む事で、その著者の考えをより広く深く知ろうと試みます。
 ビジネス書でもそういった“著者買い”をすることをすることが多いですが、小説の場合はその傾向が余計に強くなります。伊坂幸太郎や東野圭吾、誉田哲也などお気に入り小説家の方の本は著者買いをしてしまう事が本当に多いです。


好きなジャンルに特化して責め続けると・・・

 先ほどは、“著者買い”について、私自身の例をお伝えしましたが、本選びで“著者買い”してしまう方は少なくないはずです。
 ここで、話を本来のKindle出版の話に戻します。
 私自身【女装子】というジャンルに絞って、10冊もの本を出版してきました。

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 私が、一つのジャンルに絞って出版してきた戦略の一つとして、“著者買い”がありました。
 例えば、デビュー作である下記の本を『女装子 デリヘル嬢』というキーワードで読んで貰えたとします。

更に、続きが気になってもらえたら、後篇を読んで貰えます。


また、続きのストーリーよりも現実的な女装子との付き合い方や出会い方であったりと具体的なノウハウを求める読者に対しては、下記の本へ誘導出来ます。


他にも、女装子としてのリアルな恋愛について興味があれば、下記の本にも誘導できます。

 
これらのように読者を私自身の他の本に誘導出来るのは、【女装子】というジャンルにおいて、多くの本を出版できているからに違いありません。1ジャンルで10冊もの本を出しているからこそ、『始めの1冊が気になり、他の本も読んでみたい』、そう思わせる囲い込みが出来るのです。

 また、“著者買い”をする上で、著者の実績というのは大きな判断要素となっているのは前述しました。その実績ですが、そのジャンルで多くの本を出版している、そのことが既に大きな実績となっているのです。
 特手の1つのジャンルの多くの本を出版していれば、それだけその著者が多くの経験や語る言葉を有しているのだと想像するのは難くありません。


好きなことだからこそ・・・

 私は、好きな女装子というジャンルにこだわって執筆を行ってきました。
 1ジャンルで10冊の執筆というのは、驚かれる事が多いですが、私がKindleで執筆を始めようとした際に、下記のような欲望が沸き上がりました。

『女装子風俗嬢という風変わりな体験などを知ってもらいたい』
『元彼との素敵な恋愛体験を自慢したい』
『女装子の方に女装をもっと楽しんでもらいたい』
『エッチな小説を書いてみたい』

 それらの思いに戦略はなく、アイデアというよりも素直に“欲望”そのものでした。書きたい内容だからこそ、ストレスなく執筆を進めることができました。
 そして、それらの女装子という1ジャンルで執筆し続ける事で、私の本を読んでもらえるチャンスが広がり、一つの実績となってくれるはずだと。
そして、

『始めの1冊が面白くて、他の本も読んでみたい』

 そう思わせることが出来るはずだと確信していました。

 私自身、Kindle出版を初めて半年が経過していますが、本当に趣味のように楽しんでいます。好きなジャンルで、自分の言葉で本を出しているのですから。そして、それらの本を多くの人に読んでもらえるように発信していく。その成果は実際に月の副業としてお金を得れているのですから、達成感しかありません。

 どうせなら、好きなことにこだわってKindle出版してみませんか?


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