自衛隊カレー炊き出し奉仕活動
千葉県 災害対策 コーディネーター、赤十字救急員(赤十字奉仕団所属)、石井春菜です!
防災フェスタきさらづというイベントで、自衛隊さんが作ったカレーを350食配布する活動をしてきました!
この車両が、炊き出し車両です!
具材ごとに各鍋で煮込み、かたさを確かめていき、あとで全部を一緒にしてからルーを溶かしていきます。それはコゲ付きの防止と、早く配布するための知恵だと教わりました。
炊けたごはんは、冷めないように清潔なビニールを被せた保温容器や発砲スチロールに入れておきます!
カレーも同じです。
災害時お水は貴重!洗い物が少なくなり、冷めないようにするための工夫がなされていました。
【配食で大切な事】
□素早く作業にとりかかり早く提供すること。
↪︎お腹を空かせて待ってる人の気持ちに配慮する。
□食べやすい大きさに切り、食べやすい柔らかさに煮込むこと。(満足できる食べ応えある大きさでもある事)
↪︎乳幼児でも、歯が弱くても噛めるかたさである上に、食べ応えある大きさである事が大切。
□食事があたたかいうちに素早く配布する
↪︎冷えた体に沁みる温かいご飯は心の栄養にもなる。しかし、予定時刻を待っているうちに食事はどんどん冷たくなっていってしまう難しさ。
□並んだ人だけにきちんと配布するか…どするか
↪︎災害時、車椅子や身体が不自由なご家族を持っている家庭の方は家族が取りにくる可能性もあるが、1人で多く貰う人もいる可能性もある。とても、むずかしい!
□衛生管理を徹底すること
↪︎感染症や食中毒がないようにする。また、除菌に対してとても気を遣っている方は多く「見られている意識」を持って配布前からの清潔さを絶対大切にすること。
□予定通りにはならないのが災害時!
↪︎当初の予定300食でしたが、カレーもごはんもとても余りました。なので急遽赤十字奉仕団からのご寄付でお皿とスプーンを用意して350食配布に変更しました。
□フードロスがないようにすること
↪︎人の手で行うためそれでもご飯だけが余ってしまいました。おにぎりにして最後の一粒まで無駄にせず臨機応変に対応し配りました。
その中でも自分が一番大切だなと思ったのは…
★早く出来上がっても告知の時間通りに配布すること。
↪︎混乱とトラブル、いざこざを回避するため。
これは減災にも繋がる大切な対策です!
災害時、温かいご飯は心の栄養にもなります。
また、災害時に炊き出し支援の活動を意識するなら、業務用サイズのカレールー。シチュールー。缶詰め。などのストックも必須だなと思いました!
なぜなら、350食でものすごい量のカレーのルーを溶かしていたからです。
そして、大人から子どもまで多くの人が慣れ親しんだ味や、万人に受け入れてもらえる味や食べ物である事に配慮する事も大切なのかもしれません。
カレーの味見はできませんでしたが、給食のカレーのようでとても美味しそうでした♪
最後まで読んで頂きありがとございました!
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