団結石垣島 子ども農業体験@情熱クラブ農業部
情熱クラブ 九州エリア 農業部の池下多希です。
先日情熱クラブは石垣島にてシンポジウムを行いました。その中で子どもを対象とした農業体験として、石垣島に残る伝統農業を学んできました。
石垣島の北西部に位置する「のぼたん農園」さん。昔ながらの水牛を活用した伝統農業をされています。
のぼたん農園さんでは、自然農での野菜作りや稲作を自給自足できる分を作っているそうです。稲作では、ひこばえ農法やアカ浮き草農法を実施。石垣島の土地に合った方法を試行錯誤しながら今も尚、チャレンジされているとのことでした。
体験の内容として、種もみ用の稲刈りと水牛引き体験ができました。稲刈りでは、子ども達数名が鎌を使って慎重に稲を刈り取っていました。
お次は、水牛引き体験。
水牛転馬車（すいぎゅうころばしゃ）で代かきをします。
(代かきとは…田起こしが完了した田んぼに水を張って、土をさらに細かく砕き、丁寧にかき混ぜて、土の表面を平らにする作業のことです)
何十キロもある 転馬車 を水牛がパワフルに引いて田んぼを歩きます。子ども達も目を輝かせていました。
順番に手網を引き子どもたちや保護者も上手に水牛を導くことができました。
今も尚、水牛農法を活用しているのは「のぼたん農園」さんだけのようです。
未来に向けて何を繋いで行くべきか改めて考えつつ、自然農に未だにチャレンジし続けるのぼたん農園さんの今後も楽しみです。
とても珍しく貴重な体験をさせて頂けたことに心から感謝いたします。ありがとうございました！
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