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八ヶ岳で行われた大型テント設営訓練について④

大人が有事に備えた大型テント設営訓練や炊き出し訓練、救命講習を取り組んでいた裏では、子ども達同士が過ごす子ども班がありました。

<八ヶ岳で行われた大型テント設営訓練について①>

子ども班は預かり所ではなく、今回のテーマである自然との関わりの中で、学び、できることを増やし、想像力を広げ、そして本気で生きる力を育む場所でもありました。

今回はざっくり以下のスケジュールで活動をしました。

1日目・・・秘密基地づくりと炊き出し参加

2日目・・・自然体験

全員の自己紹介の後は、早速テントを張るための屋根作りを行いました。

一見普通のレジャーシート。これが屋根代わりになるのだが、畳んであるシートを子ども達皆んなで端を持ち広げると、「まだ広がるの??」と驚き、そして想像以上の広さのシートに「えーー、こんなに大きいの!!??」と全員が大興奮。このままでは床に敷くシートなので、シートに紐を付けそれを周りの木に縛り付けました。矢野隊長が木に登り紐を縛っている姿を見て、子ども達はまたも興奮に満ちていました。自然にあるものを活用して屋根を作ることができました。

炊き出しの時間では、「目に染みる〜」と言いながら一回一回丁寧に玉ねぎを切る子、バケツに水を組み溢れないように両手で釜まで持ち運ぶ子、使った道具を洗い物をする子など、それぞれ役割を決めてお手伝いをしました。

料理ができるまでの過程を楽しみながら作ることができました。

アートの時間では、一枚の画用紙と絵の具を使い「自然」をテーマに自由にお絵描きをしました。木や桜など具体物を想像して描く子(高学年が多い印象)、ザッーととにかく手を動かし抽象的に描く子、それぞれが思い思いにその瞬間に感じたことを描いていました。まさに自分の心との対話ですね。そして、完成した作品をお友達同士で見て楽しんでいて、笑顔が絶えない時間となりました。

2日目は山登りをしました。ふかふかする落ち葉の感触を確かめたり、時々大きな声で「ヤッホー!!」と叫んでみたり、と自然の中に囲まれている感覚をじっくり味わった子ども達でした。

2日間を通して、子ども達は色々な経験することができたのではないでしょうか。

今回を機にお友達ができた子もいると思います。今後もイベントが開催される毎に子ども班も活動があり、その度に新しいお友達ができたり、以前よりも仲を深めたりすることでしょう。子ども達も様々なエリアの人と交流を重ね、繋がりをつくり、そして居場所となり、そんな仲間達とこれからの未来をつくっていきます。まさに今、子ども班の活動を通じで子ども達は生きる術を身につけています。

愛知エリア 舟橋一夢

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