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飲まない若造と飲ませたいおっさん

最近巷では『アルハラ』なんて言葉がありますよね。

お酒を飲ませたいおっさんと、全然飲まない若者がいるということです。

でも本来お酒の席というのは楽しいものなので、飲みたい人も、飲まない人も、どちらも楽しめる環境を作っていくべきだと思うんですよ。

ということで、おっさんはなぜ酒を飲ませたいのか。なぜ若造は酒を飲みたくないのか。

その理由を考えていきたいとおもいます!

若造とおっさんの育てられ方の違い

『ゆとり教育』で育てられてきた若造と『スパルタ教育』で育てられてきたおっさん。

ここが両者の間で、一番違う部分だと思うんですよ。

周りが自分に合わせて欲しいとおもう若造は、基本自分の好きなように行動する傾向があります。

酒なんか飲みたくないし、家に帰ってゲームがしたい。

その欲望に忠実なのが、若造なのです。

対しておっさんは、周りに自分を合わせるということをします。

会社に入れば、先輩の酒を注ぎ、率先して飲み、盛り上げる。

それが『良いこと』だと教えられてきたおっさんたちは、若造にもそれをして欲しいと考えるわけですよね。

実はお互い全く悪気はなくて、お互いが『良い』と思っている価値観を押し付けあってるだけじゃないのかな、なんて思ったりするのです。

酒に対するイメージの違い


さらに若造とおっさんには、酒に対するイメージの違いというものもあると感じています。

おっさんたちはお酒に対してそんなに悪いイメージを持っていないはずです。

これは飲まない人も一緒で、まあ飲めれば楽しいよね、会話弾むよねくらいにしか捉えてないでしょう。

しかし若造たちのお酒に対する嫌悪感は、おっさんたちが思うよりも強いのです。

お酒=マズイ、酔っ払い=ダサい、という風潮があるわけですね。

ここのズレも分かり合えない大きな原因だと思っています。

最近では『ファッション下戸』なんて言葉も出てきています。

飲めるけど飲めないふりをするのです。それはなぜでしょうか。

ズバリお酒を飲むのがダサいと思っているからです。

酒なんか飲めても、だる絡みされるだけだし、翌日気持ち悪いしという思いがあるので、飲まないわけですね。

まとめ

このことを頭に入れておくと、お互い結構分かり合えるのかなと思っています。

若造は酒を勧められたら、ちょっと飲むフリをするだけでも喜ばれるでしょう。

おっさんは、酔っ払いはイメージが悪いことを自覚して、ムリに勧めないでください。

こうやって、年齢差関係なく楽しく飲めたらいいですね!笑

(おのてるたろう)

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