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メシが旨い、お湯がいい、それだけでいいじゃないか。色々あった万座亭に泊まってみたら大好きになったので事細かに魅力を伝えてみる。

こんにちは。カワナミと申します。先日色々話題となった「万座亭」さんですが、個人的にどうしても泊まってみたくなりプライベートで宿泊をしてまいりました。

すでにYuuuさんが騒動を振り返った上で、魅力を伝える素晴らしい記事をお書きになられているため今更感はあります。
が!!正直泊まってみて「なんでこんなにいいお宿さんなのに、炎上の話ばっかりで魅力の部分が伝わらないんだよ」って思いが強く湧き出て来たので、二番煎じだろうとなんだろうと事細かに万座亭さんの素晴らしいポイントをお伝えしたいと思います。長文ですがそれだけ良かったということでご容赦くださいませ。

Yuuuさんの記事はこちら↓↓


「魅力を伝える記事なんてなんぼあってもいいですからね」っていう気持ちでご笑覧ください。そして「え、いいじゃん」って少しでも思ったらぜひ旅行をご検討くださいませ^^

はじめに

本編に入る前に先にお伝えしておきたいことが2つあります。

①あくまでプライベートであり自身の仕事の関係は一切ありません。
 一個人の意見としてお受け止めください。
②私は渦中の田端大学に所属はしていますが、田端さんの依頼を受けたり等は一切こざいません。(というかされたら断ります)
③しっかりGo Toトラベルの割引を使っていますが、ゴリゴリの埼玉県民なので対象となっております。(東京除外の中で不正利用はしておりません)

この3つはあえて書く必要がないのかもしれないのですが、純粋に万座亭さんの魅力が伝われば嬉しいなと思ったので余計なノイズが入らないようにお伝えをさせていただきました。
では前置きが済んだところで行かせていただきます!
時系列の旅程というよりは、ポイントごとに分けてお伝えを致します。

食事:上州牛のすき焼き旨い・・・そして料理は温かいものは温かく。一斉にされた配膳はコロナへの配慮ゆえだった。

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待ちに待ち望んだ夕食。量としては大満足であると聞いていたにも関わらず、実は上州牛のすき焼きプランにアップグレード。
結論から言うと、旨い!そして食べても食べてもなくならない(いやなくなりましたけど)パラダイス。
僕は比較的食べる方ではありますが大満足です。

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写真の通り、品数は豊富で小鉢の野菜のいちいちおいしい(素人っぽさ丸出しだけどしゃっきり甘い!)。特にきのこ類は大ぶりで食べごたえ抜群。
そして、メイン食材はどれかわからない位充実しているのですよね。
魚だけでもは秋刀魚など季節のお刺身に、清川サーモンの味噌粕漬焼き。鱚(きす)の天ぷら、うざく(鰻)、いいんですかね。原価無視ですかね。

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お肉は上州もち豚の陶板焼きに上州牛のすき焼き’(え、豚もあるの!?ってなる)上州牛は人の顔くらいの大きさが一人2~3枚と大盤振る舞い。
割り下、甘すぎず、ボリューミーなお肉を卵にバウンドさせて一気に噛みしめると肉自体の旨味がズドン。「あぁお肉ってなんて美味しいんだ、、、」
僕ボキャブラリーが少なく、食通ってわけでもないのでこのレベルのお肉になると「旨い」以外でてこないんです。すみません。

ちなみに料理全体の写真について誤解なきようお伝えをしておくと、最初から配膳しているのは手抜きではなくコロナへの配慮だということがよくわかりました。

①温かいものは温かい状態で来る。
天ぷらなどはちゃんと温かい状態でお出しいただきました。ご飯や汁椀もタイミングを聞いていただき食べたいタイミングで食べることができます。

②極力、従業員の方がお皿に触らないように配慮されている。
陶板焼きの着火、すき焼きの点火・調理、各料理の調味料の利用法などは案内ペーパーに纏められ宿泊客が各自で行うようになっています。(案内ペーパー写真撮り忘れた、、、)人によっては物足りないように感じるかもしれませんが、食事中のお皿に接触しないように最大限配慮されているように感じました。チェックインのときもそうなのですが、Go Toトラベルでの宿の遵守事項をちゃんと徹底されているのがよく伝わるのですよね。

③接客は席を立つまで、追加注文の相談なども受け付けてくれる。
今回、実は到着が遅め(19時ぎりぎり着)だったのですが、上記のように(ずーーっと横にいるわけではないのですが)相談や注文には丁寧に対応してくれました。
ちなみに、「上州牛は追加注文可能ですか?」というやんちゃな相談に対しても「2枚で1,000~2000円で追加できるそうです、ホントにされますか??(食べられるのかものすごく不安げ)」と丁寧にお答えいただいています。(結果、不安は的中し注文することなく終わりました…一度止めていただきありがとうございます!)

結果論かもしれませんが、最初から配膳して頂いたおかげでよくありがちな罠「一品一品で出てきて、メインにたどり着く頃には満腹感が高まりすぎて感動半減」が起こらず上州牛のすき焼きにありつけたので嬉しかったです。ボリュームにも定評がある万座亭にはマッチしたスタイルなのではないでしょうか??
なお、夕食がボリューム大満足であろうとも、朝食に手を抜くことなし。 品数しっかり。もちろんご飯お味噌汁はおかわり自由。朝もしっかり食べたい派の方も安心です。

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客室:ゆっくり休むのには十分。むしろグッズはかゆいところに手が届くナイスな作り。

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今回はこちらの2間和洋室に宿泊をしました。(写真と別に和室がある) 正直なところでいうと、部屋で何かをするということはなかったのでそこまで語る部分ではないのですが、清掃が行き届いており清潔感のあるお部屋です。人数的には6人くらいまでなら泊まっても窮屈さはなさそう。

実際に過ごしてみると分かるんですけど、部屋自体というよりも部屋の中にあるグッズ類が結構良いと言うかかゆいところに手が届くんですよねぇ。
お風呂用のバッグが大きめのカゴで荷物を持ち運びしやすかったり。

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結構、お風呂用のバッグって小さかったり、大きくてもビニール製で伸びちゃって持ち手が切れちゃったりするんですけど、カゴタイプだと着替えやタオル類と一緒にスマホや小銭入れとか入れても余裕がある。
お風呂前後の館内歩きでストレスが溜まりやすい部分なんですが、抜群に楽になる。
室内のグッズも、例えば湯沸かし用の電気ケトルは新しいもので転倒防止機能付きだったり(象印かタイガーかだったかは忘れました、、、)。
このあたりお子さん連れだと手が空いたり余計な心配事が減ることってとてもありがたいのではないでしょうか??

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※写真は万座亭さんのHPからお借りしております。

館内は5階に分かれた作りになっていてお風呂やお土産処など館内施設は1F・2Fに集中してるわけですがエレベーターが完備されているので上り下りが不安な方も安心。
カゴバッグ大活躍でゆっくり館内歩きができるようになっています。今回は利用しませんでしたが、卓球にカラオケ、大人数で行ったらもっと楽しいだろうなぁ、、、。

温泉:泉質の良さだけに頼らない内湯・露天の工夫。夜こそ真骨頂

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さて食事が終わればいよいよお風呂。万座亭の温泉もの凄い楽しみだったんですよね。
それもそのはず、宿につく道すがらもう硫黄泉特有の硫化水素臭がぷんぷん漂ってくるわけです。こんな濃厚な温泉の香りを受けては楽しみにならざるを得ない。

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※内湯の写真は万座亭さんのHPよりお借りしております。

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まずは泉質ですが乳白色の酸性硫黄泉。HPの写真ではかなり濁って見えますが、実際に入ると透明感もあってちゃんと浴槽の底が見える。
温泉ヒノキ科の樹木である、ヒバの木を組んで造られた内湯は深さがしっかりしていて、しっかりとお湯を楽しむ作りになっています。温泉の香りと木の香りがよい、、、。
刺激はやや強めではありますが、美肌成分のメタケイ酸も温泉基準値の2倍以上含まれており、湯上がりはピリピリすることなく、しっとりスベスベ(おっさんの肌だけど)。温泉地に来たな感が凄い。この時点でまた来たいと思っているくらいの満足感です。最高。

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そしてそんな状況から更に「やられたーーー!!」と思ったのが露天風呂。
ただ外にあるだけと思いきや、露天風呂の浴槽は広めにそして「浅め」に作られているんです。この「浅め」がポイント。
ちょうど肩まで浸かろうとすると足を投げ出して少し寝転る形になるんです。寝転がる姿勢になると自然と視点が上がって、そこがちょうど夜空。
この日は月がキレイでこりゃたまらんなと。
広くて浅いおかげで温泉の湧出口付近以外は温度がややぬるめなので、のぼせずゆっくり浸かっていられるのが嬉しいんですよね。
これは素晴らしい体験価値だなと惚れ惚れしてしまいました。

ちなみに今回は利用しなかったのですが貸切風呂もあるので、次に家族で来ても気兼ねなく温泉が楽しめる安心感もありました。

番外編:コロナ対応への気遣い

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フロントのアクリル板、チェックイン時の検温、身分証明書を見ての居住地の確認、消毒液の配備、接客時に物理的な距離に注意しながらどれも丁寧に行われているのが印象的でした。
世の中では当たり前にやるべきと言われるようなことでも、安心感を与えるくらいに徹底するってなかなかに難しいと思うんです。
チェックイン時だけではなくて、滞在中に書く、対象についてのアンケート(紙)もとっている。(バッチリ回答しました!)

旅行ってご褒美であることが多いわけなんですけど、泊まりにくる人のご褒美の時間を本当に大事にされるお宿さんなんだなとすっかりファンになりました。

さいごに

実際万座亭さんに宿泊してみてわかったことですが、たしかに食事の量は多めです。(上州牛おかわり注文できなかったし)
だれもが完食できるというわけではないし、合う方合わない方いらっしゃると思います。なので、誰にとっても手放しにおすすめできますよ!というつもりはありません。
それでも僕のような、夕食が楽しみで、35歳を過ぎて未だ食べざかりの人間からすれば、こんなに幸せな体験はない。
メシが旨い、お湯がいい、それだけでいいじゃないか。自分で選んでわざわざ文句なんざ言う必要はない。

今はどこに泊まるかを自由に選べる世の中なわけなので、このnoteがより幸せな旅行を選ぶための判断材料の一つになれば嬉しいです。

そして、今はGo Toトラベルキャンペーン中。
宿泊は最大35%の割引、10/1からは最大15%分の地域共通クーポン(お土産や地域での飲食につかえる)が受け取れるまたとないチャンスなので、
「おぉ万座亭いいな!」って思った方はぜひ検討してみてください。
(ごめんなさい、仕事は関係ないんだけどリンクだけは愛するじゃらんを追加で貼ることをお許しください、、、)

以上、「メシが旨い、お湯がいい、それだけでいいじゃないか。色々あった万座亭に泊まってみたら大好きになったので事細かに魅力を伝えてみる。」でした。

最後に、もしこのnoteを気に入っていただけたら、フォローやスキをいただけるととっても嬉しいです!
川波 佑吉(twitter @ykch_




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