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100分de名著 ジョーゼフ・キャンベル『千の顔をもつ英雄』

NHK Eテレの番組『100分de名著』にて、ジョーゼフ・キャンベル『千の顔をもつ英雄』(訳:倉田真木他)が紹介されています。

放送は、7/1、7/8、7/15、7/22(再放送は7/5、7/12、7/19、7/26)の計4回です。第1回は「神話の基本構造「行きて帰りし物語」」、第2回は「冒険への合図にどう気づくか」、第3回は「イニシエーション――試練をどう乗り越えるか」、第4回は「帰還――社会への還元」をテーマに進行されます。

英雄の物語というと、何だか自分とは関係のない遠い話のように聞こえるかもしれません。しかし、決してそんなことはなく、私たち一人ひとりが小さな英雄であり、キャンベルの言葉を借りれば「人が根本的な自己存在を探して内面へと向かう旅」、つまり自身の内面を見つめ、生きていくうえでの理想像(ヴィジョン)に出会っていく内面の旅こそが、『千の顔をもつ英雄』で語られる「英雄の旅」であることが、同書から読み解くことができます。

『スター・ウォーズ』シリーズを始めとする数多くの映画、舞台、小説、また最近ではゲームの構想などにも多大な影響を与えている神話学の古典的名著、『千の顔をもつ英雄』をひも解く手がかりとして、ぜひご視聴下さい!

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