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【読書】『ザイム真理教』(森永卓郎)

✅本編導入部にある不合理、非生産的な大蔵省(当時)と専売公社のリアルな体験エピソードは、読者に財務省への猜疑心をまず持たせることに成功している

✅「昔の話」でありながら、現在でも一般的な社会人、勤め人であれば誰もが類似の話や体験を持っていそうで、読者を本書に引き込む仕掛けが秀逸である

✅日本における宗教団の勃興は時代の変革期である、古代から封建期の間、幕末から明治期の間、太平洋戦争から戦後期に集中している

✅普通の宗教はプラスの説教をメインに、マイナスの説教を補足的に使うが、カルトはマイナスの説教をメインに使う
✅「ビジョナリー・カンパニー」に共通していることのひとつが「カルト的な文化」であった

✅ILO(国際労働機関)は社宅が労働者に不利益をもたらす可能性について言及している

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