あのうどんが食べたくなって…(前編)
登るまでの経緯
とある日の山好きのスペースにてフォロワーさんの一人である
ちこねぇさん@mohachanman
とお話ししたところ、
”水歩荷と美味しい鍋焼きうどんが楽しめる
鍋割山ってのがあるんですよぉ~”
とのこと
鍋焼きうどん・・・・・???
スペースが終わった後、鍋焼きうどんを調べてみたが…
はい。決定。
このうどんを食べに行くために登ることを決めました。
食べログや📺などで美味しそうなレストランとかカフェテリアがあるでしょ??
あれに行く感覚です。
登頂一回目
『所詮丹沢の低山やし、うどん食いに行くだけでしょ?? 余裕余裕~~』
筆者はそれまで秩父連邦や谷川岳といったそれなりの山を登ったことがあり
一日に20Kmの山行もざらにしてたのでハイキング感覚で行きました。
8月猛暑日でうだるような暑さの中
この日の為に買ったgoproを頭にセットしいざ出陣。
新宿で小田急線に乗り換えて小田原方面にむけて約10駅…
渋沢駅からはバスが出ていますが
”バスは甘え”という謎のこだわりが働き、
登山口まで歩くことにしました。(ここまで4km)
その後大倉駐車場に到着し少し休んで分岐路を進むわけですが…
やっちまいました。
地図で確認したのに真っすぐ進んでしまい
鍋割山ではなく塔ノ沢方面にすすむ愚行
登っている途中、
(あれ??鍋割山ルートは登山客が少ないって聞いたけど結構いるな…
みんな、熱いうどんが食べたいのかな??)
(ん…?小屋なんてあったけ?ルート上には頂上まで小屋は無いと記憶してるけど…うどんが人気で小屋建てるお金があるくらい儲かってるのかな??)
となぜか気付かず
途中、標識を見てルートが間違いだったと気づきました((+_+))
この日塔ノ沢を登る予定の登山者にとっては
頭にカメラを付けてる男がさっきまで颯爽と登っていたのに
焦った顔で山を駆け降りる姿はさぞ滑稽だったと思います…
約1時間、塔ノ沢ルートを走り回って、大倉駐車場に戻りました。
(ここまで8km)
そして本来のルートを進み鍋割山を登るわけですがここまででストレスフルです。
山を舐めたらあかん
登頂開始から10km歩いたところでハプニングが立て続けに起こります。
①goproの電源が切れる。(バッテリー1つにつき2時間しか持たない)
②猛暑が続き、頭が朦朧としてくる。
③ルート途中にいるぶよの大群に遭遇し手で振り払いながら進むが嫌気がさす。
( ^ω^)・・・
はい。
もう登る気分じゃありません。
衝動的にうどんを食べたいと思いろくな準備もせず登ろうとした僕の
ミスです。
帰り足とぼとぼに舐めていたバスに乗り込み
気分落ち込んだまま渋沢駅へ到着しました。
悲しみのtweetを綴り、ここから1週間落ち込みが続いていたのですが…
あの気持ちだけは残っていました。
そうです。
うどんを食すという欲望だけは残り燻り続けました。
ここから数日後、準備を整え、うどんリベンジが始まるのです…
後編を続く( ^ω^)・・・
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