それでいいのか、代理人。

あまりネガティブなことは書きたくない。
それでも書いているということは、よっぽどだ。

ある自動車会社から中古車で自動車を購入し、先日、手放した。
約2年間の間、自動車保険も含め、連絡をくださったことは感謝している。
おかげさまというか、自動車を移住先の近くで売却することができた。

ここまではよくある話で、ここからもよくある話だ。
車両の売却の時点で、「車両はすでに売却した。所有権解除などもあるから手続きがあればよろしく」と営業担当にSMSで伝えていたが、保険の解約がなされず、車両売却から2ヶ月、保険が継続されたままになっていた。

こちらがクレジットカードの請求が止まらないので「まだ契約が続いているようだ。どういう状況なのか」と問い合わせたところ、「お客様から保険契約の解約について連絡を受けていないので解約していない」とのこと。

車両を売却したのに、その車両に高い保険料をかける人がどこにいるのか。

即解約するのが普通であり、(こちらが解約手続きを見落としていたことは認めるものの)、解約手続きを進めるのが筋ではないか。

営業担当は「保険解約について言及しなかったから手続きを進めなかった」とのこと。こう言われたとき、残念ながら呆れてしまった。コールセンターならまだしも、本人は「保険代理人」である。

代理人が「言われなかったからやりませんでした」と言ってしまったら、代理人に手続きを任せる意味がない。少なくとも、保険の正味の金額は払うにせよ、だったら、ネット保険との差額分は返金してもらいたい。

後日、営業担当が、保険会社の営業担当と確認したころ、「保険契約と書いていないから契約の訴求解除はできない」とのこと。それはそれでいい。
ただ、本人から「こちらも気づかずにすみません」は、20分以上電話したものの、一言も発せられていない。

代理人、それでいいのか。
30ヶ月分の保険料の代行手数料分の仕事を本当にしたと、心に誓えるのか。
お金が戻ってこないのは諦めるが、かけた信頼が戻ってこないのが残念だ。

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