男子が強くないとだめなんじゃないですかー!

もうすぐ2021年も終わろうとしている。

私はこの2021年はバスケット界にとって飛躍の年だったのではないかと思う。

女子バスケ、車いすバスケのオリンピック銀メダル獲得、渡辺や八村がNBAで活躍をし、バスケットに明るい話題が多かったのをバスケットファンからするとものすごく嬉しい。

でも、未だに人気の面でバスケットの序列は下だ。

団体スポーツにおいて野球は雲の上の人気だし、サッカーに及ぶとも思えない。さらにはラグビーの方が認知度は高いかもしれない。

なぜ、バスケットがここまで発展しないのか?

Bリーグというリーグがあり、そのリーグは決して退屈なものではなく迫力もあるし、面白いと思う。

じゃあなぜ?

私は失礼覚悟で言わせてもらうのですが、「日本男子バスケット代表が弱い」からだと思います。

いやいや、渡辺雄太や八村塁っていうNBA選手がいるじゃないですか!

そうですよね。彼らの他にも馬場雄大も海外でやっているし、バスケットの代表において、国内組、海外組って言われる時代が来るなんてって正直思ってます。

でも、彼らって、日本のレベルからすると突出した存在なんですよね。ドラゴンボールで例えるなら代表に急に孫悟空やベジータやフリーザが来るようなもの。

でも、世界ってその遥か上のレベルで戦っているんですよね。

先日、日本は出場国枠で出場権があるのですが、FIBA バスケットボールワールドカップ2023 アジア地区予選予選が行われ中国と対戦しました。

結果は大敗×2です(泣)

いや~見ていて辛かった。

オリンピックの時は負けていたけど要所要所に光るプレーだったり、あと一歩で追いつけるんじゃ?みたいな期待が生まれるシーンもあって負けても「いい試合だった」「もうちょっとこうしたら世界に1勝本当に出来るんじゃない?」と負けてもわくわくしていました。

しかし、今回国内メンバーで編成され、新たな監督に女子バスケを率いていたホーバス監督が就任しての初陣でした。

あ、ちなみにバスケットの中国代表は強いです。近年でこそNBAでもパッとしませんが、アジアの中では日本よりばっちり格上ですし、普通に強いです。

女子と同じ様に大きな選手がいなくても勝てる戦術を用い、フリーであれば積極的に3Pを打っていくスタイルなのですが、男子はシュートが決まらんのじゃ(急に千鳥ノブ)

打てども打てども入らない3Pシュート。当然入らないのであれば相手からしたら「どうせ入らん、外はほっとけ。中を固めよう」とインサイドを固められ3Pは入らないし、インサイドには攻め込めないしの悪循環。

いかに女子の選手たちが凄かったか。もっと褒められるべきだし、もっとフューチャーされてもおかしくないだろ。

そして、何よりPGの差は大きい。男子に町田瑠唯はおらんのじゃ(千鳥ノブ2回目)。判断力の違いですかね。一瞬の閃きというかコートビジョンというか司令塔が不在なのです。

シュートは入らないし、司令塔も不在。インサイドも弱っちい。ダメじゃん。

・・・・・・・・・・・。

と思いますが、思うのですが、実はそう悲観するばかりでもありません!

この中国戦、そもそもホーバス監督の初陣。

まず、誰が使えて誰が使えないのかの選別をしています。

若手からベテランまでホーバス監督のバスケットに合いそうな選手が招集されたに過ぎず、ここが始まりです。

バスケットはただ、交互にシュートを決めているのではなく、非常に複雑なシステムやフォーメーションを使っており、その戦術を浸透させるのに時間がかかる。特にディフェンスのシステムなんかは難しいんじゃないかな?

司令塔、つまりPGに関しては6人試していますし、このチームの核にするのは誰かを手探りしているような状況です。

なので、今回のメンバーが次もその次もという訳はなく、ここからスタートなのです。

そりゃ30点差とかダブルスコアとか見てたら凹みますけどね。

でも、たまたまバスケに興味を持った方、この試合を見た方、少しバスケットに興味を持った方。

是非とも諦めずにこのバスケット日本代表を応援していきましょう。

今は我慢。そして世界での1勝を期待しましょう。


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