見出し画像

Z世代のメイクに対する印象 【WACODES学園トレンド科】

6月10日 月曜日
WACODES学園トレンド科
日直:かんたろう(9期)


6月の空きコマスタジオでは、「WACODES学園トレンド科」をお送りしています。

ラジオ好きの現役大学生、J-WAVE WACODESのメンバーが、「今来ている」「明日来るかもしれない」「100年後に流行ってくれればいいな・・・?」な、トレンドを研究するポッドキャストの学び舎です!

今月の教科は美術、テーマは「メイク」。2時間目は、「Z世代のメイクに対する印象」について話しています。

2時間目の収録する前に僕たちは、「メイク 100年の歴史」の動画を見てみました。この動画を見て分かったのは、「メイクは社会を映す鏡」ということです。不況のとき、ポップアイコンが出てきたときなど、社会や世の中の空気感によって、人々の嗜好も変化することがよくわかります。

では、2024年現在のメイクはどのような世相を反映しているのでしょうか?これまで、メイクというと、レディースを真っ先にイメージしていましたし、上記の動画も主に女性のメイクを取り扱っています。しかし、今はかなりジェンダーレスになってきていると言えるのではないでしょうか。

メンズメイクという言葉に象徴されるように、私たちZ世代の感覚からすると、男性でもメイクをすること違和感がなくなってきていると言えるでしょう。番組の中では、「ショッピングセンターの化粧品コーナーを通り抜けることがあまり恥ずかしくなくなった」という話もありました。

メンズメイクが僕らの中で浸透した一つの理由に、「K POP アイドル」の存在があるのではないでしょうか。今活躍している韓国アイドルは多くの人がメイクをしていますし、それが個性ではなく「当たり前」としてメディアなどに出ています。同じ音楽で言うと、少し遡って1980年代に活躍したCulture ClubやDavid  Bowieといったアーティストたちのミュージックビデオを見るとその対比がよくわかります。当時メイクというブランディングをして、他にはない「個性」として打ち出していいるとも捉えることもできるはずです。

メンズメイクが広く浸透したことで、男性にも高い美容意識が求められているという話も出ました。脱毛や清潔な肌を保とうとする意識は、Z世代の男子だけでなく、広い層に広まっていると言えます。
番組の中では、その証拠として「友達の間で化粧水や乳液の貸し借りをする」という話がありました。お互いに化粧水や乳液を持っている前提で会話をしていることは大きな特徴です。アイラインやチークといったいわゆるメイクだけでなく、化粧水や日焼け止めといった広い意味での美意識のようなものはかなり変化していると言えるでしょう。

しかし、これは「現在」を反映したメイクに過ぎません。冒頭にも触れましたが、メイクは社会を反映するのです。時代や世代が変われば、今求められていることやトレンドも変化していきます。その変化を追ってみてみるだけでかなり面白いと思います。

本編では、整形やコンプレックスを解消するためのメイクと言ったZ世代のメイクへの印象について詳しく語っています。ぜひ聞いてみてください!

日直のひとこと:もう少し美意識向上させたい

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?