ある弁護士のデマ騒動、ちょっとその前に
サイタ、サイタ、カコサイタ
アキノハナナラ、マンジュシャゲ、ハヤククコイコイ、ハルランマン。
サイタ、サイタ、サクラガサイタ、オリンピックメダル、シジョウサイタ。
と、ここまでなら、まだよかったのですが、パンデミックハカコサイタ…。
もういい加減、勘弁願いたいと思っていたら、8月の最終週から9月に入り、コロナ感染者の伸びがかなり鈍ってきました。(季節変動か自粛のため、もしくはPCR検査数の抑制つまり数字にカラクリがあるのかもと専門家は推測していますが)
思い返せば、2020年1月15日、国内で初めてコロナ感染者が確認されてから、1年8か月余り、コロナの副作用はワクチンばかりじゃなく、老人にとっては「巣ごもり」による心身のダメージが心配になってきました。
「巣ごもり」の後遺症
(↑)「フレイルが1年間で1.6倍に」(地元自治体の広報紙より)
それが、「コロナ・フレイル」――。
「フレイル」とは「健康と要介護の中間にあって、体が弱くなりつつある状態」のこと。
ご存じの方は、“復習”のつもりでお読みいただければと思いますが、最近届いた自治体の広報紙によれば、(昨年と比べて)具体的に次のような状態が思い当たる場合、「コロナ・フレイル」を疑って、早めに対策をとったほうがよいそうです。
(A)ちゃんと食事を摂れていますか?
●体重が6か月で2~3㎏以上減った
●かたいものが噛めず、しゃべりづらくなった
(B)なんとなく元気がなくなった?
●理由もなく疲れやすくなったような気がする
●外出する頻度が減って、一人で家にいる時間が増えた
(C)体力に自信はなくなった?
●ビンやペットボトルの蓋が開けられないほど握力が弱くなった
●青信号の間に横断歩道を渡り切れないほど歩くのが遅くなった
(D)気分が落ち込んだりすることや、悩みはありますか?
●趣味や日頃の楽しみへの意欲が低下した
●もの忘れが増えた
「老人力」がついた?
(↑)NHKテレビ体操~わずか5分間でもかなりきつくなった今日この頃
わたしなど、思い当たる「フレイル」がたくさんありますが、考えてみれば、どれも加齢現象であって、“病は気から”のたとえあり、昔ベストセラーになった『老人力』にならって、ようやく老人らしくなったね、偉い! と自分をほめてやったほうがよいかもしれません。
とりあえず、1日5千から1万歩を目標に散歩したり、NHKのテレビ体操をしたり、適度な運動+バランスのとれた食事+免疫力のつく笑い、そして韓国ドラマを楽しんで→ぐっすり睡眠、といった好循環を取り戻そう、とポジティブにとらえておきましょう。
ところが……ですね、あろうことか、TVでおなじみの国際弁護士による政治的なネガティブ・キャンペーンが聞こえてきたものですから、心中おだやかではいられなくなったのです。
(つづく)