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応急処置法9

筆者もこの本で皮内針のコツを掴みました。ポイントは・・・

○痛いところを順番に消すこと
痛いところをピンポイントで探し、そこに皮内針を刺入する。次に痛いところを探し、消す。これの繰返しです。ただ、慣れないうちは痛点をピンポイントで探すことが難しい。筆者のお勧めは、赤鉛筆の先で、ミリ単位でずらしながら皮膚をつついて探す方法です。大体この辺りというところまでは、だれでも感じ取れますが、ピンポイントとなるとわかりにくく、探すのに時間がかかるのです。

○患部を動かしながら痛いところを探すこと
曲げたりひねったりすることで、痛みが発生する場合は、その状態にしないと痛いところが探せません。同書の説明にあるとおりです。

○針の数を気にしないこと
同書にも「40本ぐらい入れて終了」とありましたが、ねんざなどの痛みを消していくとあっという間に20本ぐらいになります。筆者も親指を痛めたとき、50本ぐらい刺入したことがあります。枕にする絆創膏を小さく切って用意して・・・結構時間がかかりますが、それで痛みが消えて動かせるようになるならやります。あと、自分でやるメリットは、針の刺入替えがいつでもできることです。普通は、刺入後1週間程度そのままにしていて問題ありませんが、ひどく痛めた場合は、1日ぐらいではがして、また痛み消しをします。痛点の場所が変わるからです。

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