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大坪指方先生のこと4

大坪先生の口伝
  ・三学円の太刀には、すべての極意が入っている、すべて懸待懸である
  ・乗ること、すなわち気圧すること、上乗せすること
  ・仕太刀の太刀は猫の尻尾、船頭の竿、がポイント
  ・四本目右旋左転はキザミ太刀、つまり拍子をきること
  ・九箇の太刀 逆風は虚空を斬ること
逆風では仕太刀が虚空を斬るように出るといつも説明していた。
左足の盗み足が重要である。大坪先生の説明では理解が難しいであろう。
この時も武藤(正雄)さんにはいつも注意したが、理解していなかった、と語っていた。後半の説明の時、左足の盗み足を使って首まで打ち込む形を示したので、逆風の本筋を理解した。このとき大坪先生の説明に対する理解の仕方が判った。
大坪先生は私の理解力の早さに驚いている。ビデオ録画はとても気に入っているらしい。先生の口伝のすべてが録画してあり、自分自身に対する反省、修正に有用で、あると無いのでは大きな違いがあることが判った。この録画は絶対に公開しないことが必要だ。ACCの看板は、いずれ「新陰流と合気道(大東流)」になるものと思う。一般指導は三学円の太刀までで、九箇より先は特別指導になるであろう。すべては、60歳(戊辰の年以降)からである。(その活動開始予定の60歳で鶴山先生は鬼籍に入られました。)

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