大東流柔術講習会10
居捕3本目腕返 当身の入れ方は人が歩くときの手の握り方が一番早い。連打の際は必ず拳を返して打つのがよい。
立合1本目一本捕 立合の当身も手刀・突き・ひじ打ち等で極めると良い。敵の右手を上方に押すのではなく水平に押し込むのは、敵の左手を警戒するからである。一本捕を充分練習すると、他の技は非常にやり易くなる。
立合7本目帯落 帯を取ると同時に足を踏み出し、あごに掛けた手が首に入らないように注意する。あごを押すには親指と人差し指ではさむようにすると良い。
半座半立3本目入身投 動作は太刀の抜き打ち、振りかぶりながら体の向きを変え斬り下ろすのが本来のものである。これを両手持に応用した。右足を千鳥とし、左足を大きく踊らせることによって体を転じ易い。
半座半立4本目居反 つま先立ちの姿勢は弱く、ペッタリと座っている姿勢は強い。居反で立ったり座ったりが始めて出てくる。両手を後ろに引いてかぶるときも、払い上げるようにするので、2度払い上げるようにして後方に投げる。
半座半立5本目肩落 完全に首を締めさせてはならない。首にかかる前に、左手で右腕を掴み、右手で右袖の奥深くを握り、肩は畳に擦り付けるように低くする。首は絞まらないように、あごを引いておくのが良い。
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