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合気柔術の技法(続)2

今年、昭和59年第Ⅲ期の8月より久琢磨の技の整理を始めることにした。

柔術第1か条後捕1本目立襟捕(片手後襟捕)が、合気柔術になると幾つもの技に変化する。柔術は鎧組打ちであるが合気柔術は素肌武術ということである。この立襟捕1本が2時間5分おきに20数本の技になる、もちろん初伝を含めたものだが・・・、同じ発想で後捕の両肩捕・両ひじ捕・両手捕いずれも合気柔術への展開がなされる。つまり写真で再整理する必要があるということ。

大東流柔術の第1~2か条60本は柔術技法であり、第3か条以降は柔術系合気柔術である。堀川幸道はこの第3か条以降の合気柔術を崩したものをやっているが、その一部に久琢磨の技とよく似たものがある。久琢磨の技と堀川幸道の技の区分・区別付けを早急に整理する必要がある。旦那芸の堀川幸道と決めつけたが、久琢磨の技とどう違うか、いずれ問題にしなければならない。そのためには、まず久琢磨の技の整理が必要である。第2か条までの柔術も早急に実技体験を進めなくてはならない。来年度から実施したいが、合宿とするか日新館(鶴山先生の武術研究室)でやるかは、検討の必要がある。

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