見出し画像

安全・安心と武術4

今回は、「日常生活の心得」の未公開部分を紹介します。なお、技法部分は、口伝・実技指導すべき内容ですので省略しています。
 
実践護身法
危険は避けるに越したことはありませんが、避けられないこともあります。そこで、心得としての護身法を紹介します。「いざ」という時は、躊躇せず活用しその場から脱出してください。

◇屋内の場合
 ・手元のものを相手の顔面に投げつける
     (食器・備品・お茶などの液体等あらゆるもの)
 ・手に持てるものを活用し防御する(什器備品など)

◇屋外の場合
 ・身につけているものを相手の顔面に投げつけ、脱出する
     (昔は砂の入った袋を持っていた)
 ・身近にあるものを相手の顔面に投げつけ、脱出する
 ・夜間なら火事だと叫び、脱出する

◇実践護身法
 胸襟・肩・腕などを掴みに来た場合
 ・掴みに来た腕を打ち払い 靴・掌底・指先で捌く 

 後から頭頂部の髪の毛を掴まれた場合
 ・頭髪を掴んだ手ごと両手で押さえ180°回転し相手に向き合い、
       ・・・靴で捌く

 後から襟を掴まれた場合
 ・両ひじを90度にまげ前腕を上方に伸ばし180°回転し相手に向き合
        い、・・・手で捌く

 傘・バック等を携行している場合
 ・これらを用いて、相手をひるませ、・・・手足で捌く
 
 二人以上に対処する場合
 ・背後に回られないよう場所な確保(壁・車等)し、常に1対1となるよ
  う転身する(完)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?