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柳生流柔術(上)

鶴山先生の講座用のメモです。「四方投の固め(極め)には7か条ある」とあり、詳しく手順など(このnoteでは省略)書かれています。ただ、これは1例であって、四方投については、例えば総伝11巻にも数種類の固め技が紹介されており、この他、仰臥位・横臥位・伏(腹)臥位からの展開が伝承されています。柔術の四方投の極めは、一手も緩めない非常に厳しい(痛い涙もの)ものですが、合気柔術の固め(極め)はこれとは違った厳しさがあります。わざと緩めてホッとしたところを更に変化する・極める、同事に足も攻められて・・・、全身がつりそうになる、体験しないとわからないものです。

昭和61(1986)年1月に朝日カルチャーセンター次期の指導目標を定めた。4月募集は「合気道と合気柔術」という講座名に変更し、これまでのACCの講座の実体を表に表わすこととした。その次は「柳生新陰流と合気道」のカンバンにするつもりだ。
柔術として江戸柳生系合気柔術の基本を始めた。基本動作 非力の養成の表裏と 四方投から入る蜘蛛之巣伝である。一例として・・・
  初伝 四方投(足を引く)
  中伝 十字極め
  奥伝 両手・両足を極める
  秘伝 頭突(口伝) となる。

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