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合気道と合気柔術1

鶴山先生の植芝合気道に対する論評です。
植芝合気道とは江戸柳生系合気柔術から柔術要素を取り除いたものとする分析は鋭いものです。合気だけでは技になりませんから、相手に和合(忖度)してもらって踊りの如く舞う。ダンスであれば一方が相手をリードすると考えられますが、どうもそうではない合気ダンスらしい。また、合気道を合力道・強力道の如く稽古しているところもあるようですが…、
みなさん一体何をしたいのか? ということです。いずれにせよ技法のコンセプトを理解してその実現のための稽古が必要なことと思います。

1986年5月27日(火)第5週の講義より
今年度からのパンフレットの変更で、朝日カルチャーセンターの競争相手である読売文化センター(荻窪)の合気道講座の申込金が変わった。ACCは3か月で21,400円、これまで読売は18,000円であったものが8月の募集分から14,000になっていた。このダンピングはなぜか?この種のものは値段が安いからといって人が集まるものではない。読売の講座も2年経過したから人が集まらなくなったのが原因である。ACCで「合気道と合気柔術」と銘打った公開講座があるから値下げにつながったのではないか。
さて、講義の内容は次のとおりとなった。

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