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江戸柳生系合気柔術-江戸柳生の躰之術(続)3

技を掛ける際は、最初から最後(制する)まで「実(力や意識が入った状態)」で対応しなければなりません。逆に力や意識が抜けた状態のことを「虚」といいます。また、「実」の技法には状況に応じた緩急のリズムが必要で常に先をとっていかなければなりません。

「合気道の秘密」96頁から

「さて、大東流では、一部の例外を除いて、必ず当身から技に入ります。これは相手の返技(裏技)を防ぐ目的があります。返技防止動作の一つなのです。また、当身は返技無限ループを切る、という使い方もあります(極意口伝です)。返技無限ループというのは、例えば、1か条を1か条で返す、これを更に1か条で返すという繰返し動作のことをいいます。


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