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日本伝合気柔術 技法稽古に入る初学者のための基礎知識20

人之巻合気柔術の特長
○徒手捌と武器捌の術理・体捌は共通
○体捌とは攻撃を先ず避け、施技出来る間合に入ること、基本にして極意である
○基本技には、「投」と「捕」の2要素がある、これを合気陰陽之事という。
○初伝技法には術理変化(序破急)と応用変化(ヨガ化技法など)がある
 
体捌実践技法
○口伝術理(朝顔・卍巴・霞・六法千鳥・二刀)を活用した動作
○抜手を利用した動作=掴まれてから技を仕掛ける技法
○掛手を利用した動作=敵より先に掴み技を仕掛ける技法
○返技の術理を利用した動作=動きの中で変化する技法
○合気杖術初伝術理を利用した動作=避ける・間合を測る
○合気拳法(合気杖捌の徒手版)を利用した動作=間合(近接・幻惑)・当身(連続)
○呼吸体操を利用した動作=構え・形がない
 
合気拳法之事
江戸柳生系合気柔術の体捌基本動作で杖対太刀を徒手で捌く動作のことである。
左右半身からの補運足動作を含む入身勢・当身勢を基本とし、連続転身動作・連続当身動作へ展開する。これらを滑らかに連続動作として構成されたものが勢法合気躰道法(呼吸体操)である。

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