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投資日記No.11 スキルシェアの市場は18兆円。オンライン比率は0.6%。ココナラはもっと伸びる!

この間
投資をしたココナラについて
決算資料を見てみたので
気になったところをまとめてみたい。

まず
決算資料の書き起こしがあるのが
非常にありがたい。

他の企業にも
広がっていって欲しい。

事業は
・ココナラ
・ココナラ ビジネス
・ココナラ法律相談

ココナラはスキル・知識・経験のマッチングサービス。
モノではない無形商品をやり取りするメルカリみたいなイメージ。

ココナラビジネスとココナラ法律相談は
昨年の夏頃に始めた比較的新しいサービス。

ココナラは
スキルシェアの市場が全体で18兆円あると
想定している。

その中で
スキルシェアのオンライン比率は0.6%であり
ココナラは
これを2030年には
モノのオンライン比率である10%前後まで
持っていきたいと考えている。

1000億円の市場が
2030年に1.8兆円、18倍になるイメージ。

ココナラの出品数は
競合と比べて
かなり多く優位性がある。

メルカリに出品する時に思うが
こういうマーケットプレイスは

出品者側に
「ここなら売れる」という感覚が大切で

買う側からすると
「品揃えが充実してる」と思ってもらうことが
必要だから

シェアが非常に大切となる。

シェアが高いココナラは
非常に有利だ。

ココナラは
継続購入者の割合が高い。

ココナラは
だいたい売上の26%を
手数料としてもらっている。

10000円で
イラストを書く仕事が成立したら
ココナラに2600円入ってくる。

メルカリの手数料が10%であることを考えると
ココナラの26%は非常に高い。

22年8月期の通期決算は
・流通高: 127億円/前年比133%
・営業収益: 38億円/前年比140%
・ココナラ営業収益: 35億円
・ココナラ法律相談 営業収益: 3.8億円
・営業利益: ▲5.2億円
・ココナラ営業利益: ▲5.2億円
・ココナラ法律相談 営業利益: 0.04億円
・純利益: ▲5.0億円
・広告宣伝費: 15億円

ココナラ法律相談は
わずかだが利益を出している。

ココナラの流通高は
・22年▶︎127億円
・21年▶︎96億円
・20年▶︎63億円
・19年▶︎39億円
・18年▶︎26億円
となっており
5年で約5倍ほどになっている。

ココナラの会員数は300万人
ココナラビジネスの登録企業は2万社。

・会員登録数▶︎315万人
・年間購入UU数▶︎40万人
・サービスの出品数▶︎72万件
・出品者数▶︎41万人

年間購入UU数のUUとは
「ユニークユーザー」。
飲食店で考えると客数のことだと思う。

どの指標も順調に伸びている。

人件費は3.7億円。
20年の第一四半期から2.5倍になっている。
一方で収益は、6.9倍になっているので
収益の伸びに対して、人件費の伸びが少ない。

広告宣伝費を除くと
経費の大部分が人件費となっているので
今後、収益が拡大していくと
もっとコストの比率が抑えられて
利益率が良くなっていきそう。

長期で目指すのは
流通高1000億円。
今のココナラの流通高が127億円なので
だいたい8倍になるイメージ。

「営業利益率30%を目指す」とあるが
今回の決算を見ると
手数料の割合が
かなり良いので
広告宣伝費への投資を一定程度まで
抑えることができるようになると
達成できそうな利益率だと思う。


決算を見てみて
ココナラの成長性を感じた。

ソースネクストは
決算を見て
自分にわからない事業領域が
あったので
投資をやめてしまったが

ココナラの株は
ずっと持ち続けていたい。

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