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固定費って?

支出を減らす上で重要な視点の一つが「変動費」ではなく「固定費」を減らすこと。

友人との会食・着心地の良い部屋着・目新しいガジェットなど「心を豊かにする支出」のような変動費を無理に節約するのは、ストレスが大きく現実的ではありません。

固定費は一度見直すと、自動的に削減が続きます

携帯電話については、料金プランの変更や、大手キャリアから格安SIMに切り替えることを検討してみましょう。

光熱費なら、電力自由化の波に恩恵に授かるという手があります。

ガスとのセット割・携帯電話料金とのセット割などで、削減が図れるかもしれません。

年会費のかかるクレジットカードの解約なども、削減効果が期待できます。

固定費をクレジットカード払いにして、ポイントを得ることも有効な削減術。

今治市では少し難しいかもしれませんが、自動車を本当に所有し続ける必要があるのか(特に複数台)、車のグレードを落とすことも含めて検討してみましょう。

車体代・維持費・駐車場代・ガソリン代などで年間100万円、月々80,000円程度かかっているのであれば、一週間で2万円分タクシーを使える計算になります。

生活の出費を見直すうえで、一番の要となるのが「保険」かもしれません。

保険については個別に章を立てて書いていますので、そちらを参考にしてください。



固定費に限らない、具体的な節約方法。

同じ病院の処方箋を持っていっても、調剤薬局によって支払う金額が違うことがあります。

薬そのものは同じですが、薬局それぞれが定めている調剤基準料の基準が違うからです。

絶対ではないですが、病院の敷地内にある薬局が一番安く、次が病院の前にある門前薬局、次が大手薬局チェーンそして町の薬局。

薬をもらうときは少し安くなるケースもあるので、「お薬手帳」を持参しましょう。

病気の治療で年間10万円以上の医療費がかかったら、確定申告で医療費控除の申請をすれば所得税などが還付されるケースがかなりあります。

薬局で販売されている医薬品の中でも83成分をんだOTC医薬品については、年間購入額が合計で12,000円を超えたら、確定申告をすれば超過額が戻ってくるようになりました。

OCT医薬品で確定申告をしたら通常の医療費控除は使えませんが、医療費控除を使う場合には、OCT医薬品を買った金額も合算して申告できます。

紹介状もなくいきなり大きな病院に行くと、初診料に5,000円以上が上乗せされますが、今治市には、該当する病院はないようです。

それでも精神的にも金銭的にも安心できることが多いので、信頼できる「かかりつけ医」を見つけておきましょう。

世の中の進歩とともに、節約の常識も変わっています。

エアコンはなるべくマメにつけたり消したりすることが節約になっていましたが、今のエアコンは省エネが進み30分くらいなら必要がなくても、つけっぱなしにしておいたほうが安くなるとのこと。

またガスファンヒーターを使うよりも、エアコンのほうが安上がりになるケースも出てきているようです。

大きなお世話かもしれませんが、子供が欲しがるものをすぐに与えるのではなく、ある程度までは我慢させることも必要ではないでしょうか。

今は多くの子供が、携帯電話を持っています。

子供に持たせる携帯は、通信のみのワンコイン(月500円)のもので十分。

通常の携帯よりも不便で通話料も高いですが、通話するならLINEなどを使うように最初から言っておきます。

通信容量も少ないけれど、そこをやりくりして使う術を覚えさせましょう。

少し不便なくらいが、子供には丁度良いような気がします。

インターネットを使えなければ、損をする時代。

インターネットバンキングだと、自分の都合がよい時間に取引ができるなど利便性が高いうえに、同じ振り込みでも圧倒的に手数料が安くすみます。

口座開設で通帳を発行すると、手数料を取る金融機関も増えてきました。

クレジットカードは一枚くらいは作っておくことがあるかもしれませんが、気をつけなければいけないのは、支払方法をリボルビング払いにしないこと。

小さい借金とはいえ、年率で15%前後にもなる、株式の運用益などではとても追いつかないくらいの金利です。

リボルビング払いをするような恋人とは、今後の付き合いを考え直した方が良いでしょう。

また使用用途が限定されないカードローン。

担保も不要ですが、金利は高めです。

仮に実質年15%で50万円借り入れて毎月1万円ずつ返済したとすると、結局約79万円返さなければなりません。

便利だと思っても、利用しないようにしてください。

色々と書きましたが、小さなことからコツコツと。

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