貯め期って?
人生の「貯め期」は、三つあると言われています。
一つは就職してから結婚するまでの独身時代。
もう一つが結婚してすぐの、夫婦共稼ぎで子供がいないとき。
この二つの大きな貯め期に、毎月の手取り金額の20~30%ほどを貯蓄に回すのが一つの目安です。
最後の貯め期は、子供が独立してから自分が退職するまでの間。
ここで収入の20~30%程度貯められると、収入の70~80%で生活をするトレーニングにもなり、老後資金を長持ちさせることに絶大な効果を発揮します。
お金が貯まらないのは、自分が毎月いくら使って良いのかわかっていないからです。
現代はキャッシュレス化やクレジットカードなど後払いの決済方法の利用などで、毎月の支払いが見えにくくなっています。
スマートフォンのアプリなどで家計簿をつけ、月ごとの収支を可視化する習慣を身につけましょう。
レシートを撮影することで情報を取り込むことができ、設定すれば口座引き落としやクレジッドカードの利用状況も反映できます。、
ただ家計簿をこまめにつけるだけでは、お金が貯まるようになりません。
毎月の収入は、あらかじめ「今月使えるお金」と「貯金」とに配分しておく必要があります。
給与などの収入から、一定の金額または割合をあらかじめ天引きして貯金しましょう。
まずは銀行で「普通口座」を2つ、作ってください。
一つは給料が振り込まれ、家賃や光熱費が引き落とされる「生活口座」。
もう一つが、お金を貯めるための「貯金口座」です。
大切なのは「貯金口座」には、手を付けないこと。
病気や怪我で入院したりしたときは取り崩すことになりますが、逆に言えば、もしものときに備えて貯金しておけば医療保険に入る必要がないことになります。
貯金は「金額×時間」で貯まるので、早く始めるに超したことはありません。
会社に社内預金も財形貯蓄もないという人は、給料が振り込まれる銀行の自動引落としで積立貯金を始めましょう。
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