見出し画像

老後の準備って?

できることなら、お金の心配がない老後を過ごしたいものです。

キャッシュフロー表を作成し、老後に自分が使うお金の概算から、貯蓄・退職金・公的年金の収入などの金額を引いて、それでも足りない金額を把握しておきましょう。

どのくらいの期間、老後資金の準備に当てられるのか知ることも大切です。

日本人の健康寿命は男性で72.14歳、女性で74.79歳なので、70歳以降が老後の一つの目安と考えると、現在50歳なら20年ほど準備期間ができることになります。

20年の準備期間で、どのくらい貯蓄額を増やせるか予測して、退職金・公的年金・貯蓄とで足りない部分を、取り組みやすい方法で補いましょう。

定年後の再雇用や別の企業で働くなど、少しでも長く働くことを視野に入れることも大切。

現役時代と比べて収入が数分の一になったとしても働き続けることの効果は絶大です。

住居費や携帯電話の利用料金を減らして老後資金に回したり、10年後・20年後に生活費として使う予定のお金を投資に回すことも、老後の生活を守るために考えてみましょう。

効果的に投資をするには、NISAやiDeCoなど税制優遇口座を使うのがお勧めです。

iDeCo・つみたてNISAの順に注力し、将来のための蓄えを少しでも積み上げていきましょう。

取り崩す優先順位は、iDeCoや退職金・預貯金などが先で、つみたNISAは20年間の非課税期間をできるだけ活かすべく、ゆっくりで良いかもしれません。

それらで生活費をまかなえている間は、公的年金の受給は繰り下げて、増額された年金を受け取ることを目指せると理想的です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?