お金をコントロールするって?
老後資金を考える上で大切な3つの柱。
一つは支出減少(節約)。
二つ目は、稼ぐ期間の延長を含めた収入の増加。
最後の三つ目が、投資を含む資産の置き場所の研究です。
収入を得る期間の長さや、節約できる金額、現在手持ちの貯蓄など、一つ一つの組み合わせで、資金がどれくらい持つのかは大きく変わってきます。
老後になってもお金に振り回される人生は大変なので、自分がお金をコントロールする方法をつかみましょう。
生きていると想像以上にお金がかかっていますが、実感としてわからない人も多いものです。
まずは我が家の現在地をしっかり確認し、今のままでどのくらい足りないのかを把握することが重要。
その延長上に、思っているよりも長く生きるかもしれない事態に備えた「資産運用」があります。
まずは家計管理。
どれだけの収入と支出があるのかをしっかりと把握しましょう。
総務省の全国家計構造調査では、高齢者二人の平均食費月額は65,000円前後。
子供がいる4人家族の月平均の食費が4~6万円の時代に、老人2人で約65,000円というのはかなり高いと思います。
これはリッチな老人世帯も含めた平均値で、目安にはなりますが、それを元に自分の生活設計をするというのは間違い。
人それぞれ、住む場所や好みも違い、暮らし方は千差万別です。、
食べる楽しみをどこまで削ることができるのか挑戦するのではなく、現実的な金額を考えましょう。
毎日買い物に行かず日時を決める・献立を決めてから買う・予算制を取るなどが食費節約のコツだとされています。
老後は医療費が毎月1~2万円かかったり、介護費用、自宅のリフォーム費用なども必要になるかもしれません。
キャッシュフロー表を作成し、自分かパートナーが介護を必要になったときにいくらくらいかかるのか、その生活を何年続けるのか、大まかな仮説を複数パターン立ててみましょう。
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