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公示されたんだってね

和笑十楽日乗

家の者と二人で、毛布やベッドカヴァーの類を何枚も、束ねて・縛って・担いで、近所のコインラウンドリーへと赴いた。
毎年の恒例行事である。
梅雨が本格化する前に、こうした物々の洗濯を済ませてしまわねばならない。雨の中を、毛布を担いで歩けないから。
それにしても、近頃のコインラウンドリーは、掛け布団まで丸洗いできると言うのだから、大したものだ。

私は、まだ膝が痛むので、上述一連の大作業を済ませてから、自宅にて、ゆっくりしている。家の者は、散歩と称する”お務め”にお出ましになった。

私は、こうして勝手なことを書き連ねている。
家の者は、市中市井を歩き巡り、衆生と遍く生きとし生けるもののために、この世を祓い清め、大自然の不可思議なるちからを介して、好ましい波動の太鼓を打ち拡めているのだろうと、私は勝手に推察している。
それぞれに、役目といったものがあるから。

そう言や、今日、東京都知事選挙が公示となり、これからひとしきり、騒がしいことだろう。
今回の都知事選は、思いのほか重要なものになるかも知れない。

要するに、世界の情勢が未曾有の大変化を起こしている渦中にあると言うのに、常に、宙ぶらりんの日本という”国のようなもの”が、岸田という、何の実現目標もなく、矜持もなく、頭の中には何もなく、ないない尽くしなのに総理大臣をやっている莫迦野郎の、破茶滅茶な国政の舵取りでは、もはや到底、立ちゆきようがねえからだよ。岸田は、衆院解散総選挙を拒否して、ひたすら逃げる戦法に出た。度胸もなし。

日本には今、時代を反映する、適切なリーダーが未成熟なのだ。
じゃ、今回の東京都知事選挙を足がかりに、誰かひとり、育ててやらんと。
まだ、どこかでスヤスヤと眠りこけている、その誰かを。

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