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錯綜する情報 【情報戦によって真相は霞む】

最近、スペインの研究者らが、いわゆる新型コロナウイルス感染症の病原体が、ウイルスではなく、実は『酸化グラフェン』という物質であると結論づけた、との情報が飛び出してきた(画像をクリック)

この情報によれば、『酸化グラフェン』は、不織布マスク・検査用綿棒などに含まれており、日常生活で、そしてウイルス検査等の度に我々の体内に仕込まれてきたとされ、今次の新型コロナワクチンにも、大量に含まれているとされている(画像をクリック)

ところが、遡って昨年(2020年)の11月、熊本大学の研究チームが、<新型コロナウイルスを『酸化グラフェン』で、ほぼ完全に除去できることを確認した>との発表をしていたことが判った。

新型コロナウィルスは酸化グラフェンでほぼ撃退することができる!?
2020年11月14日

『熊本大学産業ナノマテリアル研究所は、新型コロナウイルスを酸化グラフェンでほぼ完全に除去できることを確認した。酸化グラフェンナノシートと呼ぶ微細な材料を分散させた溶剤を使った実験で同ウイルスをほぼ完全に除去した』

産業ナノマテリアル研究所は、酸化グラフェンなどさまざまな材料の高機能性ナノシート物質材料について、学内の生命・医学などとの融合研究を進めている。今回の研究は、同大大学院先端科学研究部の速水真也教授と同大ヒトレトロウイルス学共同研究センターの池田輝政准教授を代表とする共同研究グループによるもの』

『速水教授は「産業界と連携して不織布を用いたマスクやエアコン用フィルターなどの製品化を検討している」と話し、研究論文は英国の科学雑誌に投稿予定という』

【引用元】
https://newswitch.jp/p/24626

さらに、その一方で、こんな事件も起きていたことが判った。

熊本大の女性研究員殺害、死体遺棄容疑で67歳男を逮捕
2020/9/13 5:17

『熊本大学の特定事業研究員楢原知里さん(35)が殺害されているのが見つかった事件で、熊本県警は13日、死体遺棄容疑で同市中央区本荘3丁目、無職熊谷和洋容疑者(67)を逮捕した。「死体を捨てた」と容疑を認めており、今後、殺人容疑も視野に捜査を続ける』

『熊本大学によると、楢原さんは今年4月から、同大ヒトレトロウイルス学共同研究センター(同区本荘2丁目)の分子ウイルス・遺伝学分野の研究室に在籍していた』

【引用元】
https://www.asahi.com/sp/articles/ASN9F1Q0HN9FTLVB001.html

◯『熊本大学産業ナノマテリアル研究所』『同大ヒトレトロウイルス学共同研究センター』との共同で『酸化グラフェンと新型コロナウイルスに関する研究』が為され、殺害された女性は、この研究に従事していた可能性がある。

◯ スペインの研究者チームは、熊本大学の研究チームと、真逆の結論を発信している。

◯ 熊本大学の研究チームは、新型コロナウイルスを除去する性質を持つ酸化グラフェンを不織布マスクなどに用いて製品化することを提案してきた一方で、スペインの研究者チームは、不織布マスクには有毒な酸化グラフェンが使用され、病害を引き起こしてきたと主張している。

諸々の情報が錯綜しているのは間違いない。
果たして、これは、混乱を誘発する意図的な錯綜なのかどうか。

真相不明で、どうにもならないときは、まずは判断を留保し、とにかく様子を見ることが肝要である。

新型コロナウイルスそしてワクチンを巡っては、まさに激しい(命懸けとも言える)情報戦が繰り広げられており、うっかり特定の情報を鵜呑みにすると、とんでもないフェイク・ワールドに引きずり込まれる恐れがある。

ご用心、ご用心。