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歴史の岩戸開き(28)~山蔭神道秘伝の大神咒「アチマリカム」

山蔭神道80世継承者である表博耀(オモテ・ヒロアキ)氏「神結チャンネル~かみすちゃんねる」において山蔭神道秘伝の大神咒「アチマリカム」についてお話くださっていました。

表氏によれば、この御神咒は、朝廷側の旗印として掲げられた「錦の御旗」の裏側に付されていた御神咒とのことで、これまでは口外することが禁じられていたとのことです。

ですが先代79世の中山忠親氏より80世を継承するにあたり、この御神咒を広く世にひろめるようにとのお言葉を受け、表氏が公表することを決したものです。

大神咒「アチマリカム」とは「神様、どうぞよろしくご統治ください」という意味とのことです。
(表氏によると、神戸平和研究所の杣浩二氏より古代ヘブライ語に「アチマリケーム」という神咒があり、その意味するところは「神様、どうぞよろしくご統治ください」となることを教わったとのことで、同じ意味を持つ言葉が日本にも古代ヘブライにも伝わっていたということになります。)

ここで意味する「神様」とは宇宙および地球を創成した神様でありアメノトコタチノミコト・クニノトコタチノミコトとのことです。(またの名を宇志採羅根真大神(ウシトラノコンジンオオカミ)というそうです。)

創造神アメノトコタチノミコト・クニノトコタチノミコトが宇宙および地球を創成した目的は、地球に楽園(ユートピア)、理想郷、桃源郷を創るためであり、その担い手として生まれたのが人間であるとのことです。

すべての人間は創造神より分かれた「神の子」「神様の分霊」であり、それを表氏は「青人草(アオヒトクサ)」と呼んでいます。

いまこの時に山蔭神道最大の御神咒である「アチマリカム」が公表された理由ですが、それを理解するためには山蔭神道および古典神道で継承されてきた超古代の歴史を辿る必要があります。

くわしくは表氏の動画を視聴していただくとして以下に概略を述べたいと思います。


【地球史の概略】
創造神(親神様)の分霊として生まれた人類の使命は、地球に楽園(ユートピア)を創ることであったわけですが、親神様のやり方があまりにも厳しかったため、人類は「私たちで地球に楽園を創りますので、私たちにお任せいただいて、親神様はお控えになって見守っておいてください」とお願いしたそうなのです。

ならば、ということで親神様は鬼門の後ろにお隠れになることになったのですが、お隠れになる前に、今後もしも、自分たち(人類)ではどうしようもならなくなった時に、この神咒を唱えると良い、と言い残されたそうです。
その御神咒こそ「アチマリカム」であるとのことです。


さて、親神様に鬼門の後ろにお隠れいただいて、いざ人類は地球の楽園(ユートピア)創りに着手したわけですが、結果は現在にいたるまでの人類の歴史をたどっていただければおわかりのように、元の元は一つであったこと、誰もが親神様の分霊、神の子であったことを忘れて、おのおのがそれぞれの正義や権利を主張しはじめ、分断と対立、格差と差別が拡大してゆき、楽園(ユートピア)とはまるで正反対の、ひかえめに言って地獄のような世界を作り出すこととなりました。

にも関わらず、誰もその根本的な解決策を提示することができず、「文明の発展」「物質的繁栄」という大義名分のもと地球環境の破壊行為を止めることができずにいるわけですが、ついに誤魔化しきれないところまで地球環境はギリギリの瀬戸際まで追い詰められている状況です。

これは誰が悪い、彼が悪いという問題ではなく、人類全体の問題です。ですので誰が悪いのかと言えば「みんな悪い」ということになります。
この時にいたり人類は真摯に自分たちの過ちを認めて、親神様にお出ましいただき、お力添えをいただく必要があります。
それが御神咒「アチマリカム」の真意です。

表氏は今こそ「総懺悔、総救世主」が必要であると述べておられます。
「総懺悔」とは人類全員が親神様に対して素直に謝罪すること、「総救世主」とは親神様にお出ましいただくことで、人類全員が宇宙原初の記憶を思い出し、地球に楽園(ユートピア)を創るという人類共通の使命に目覚めることを意味しています。

表氏は「祈り」の重要性と神通力についてもお話されており、真摯な「祈り」は一瞬にして世界を変えると述べておられます。

御神咒「アチマリカム」の唱え方については表氏が動画にて紹介してくださっていますので、是非ご参照ください。

ご参考になれば幸いです。

頓首謹言









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