日記歴１０年

Zebraのtabclipというボールペンがすごく書きやすい。

このボールペンは油性で、書き味はサラサラ。でも、書きはじめのインク溜まりが少し気になる。（あえて言えば）
日記を書くのに、いいボールペンとか、万年筆とかにこだわったりしたけれども、残し方は別にこだわりがなくて、とにかく書く気が起きればいいんだと思う。

日記を書くことに抵抗がある人ばかりだし、自分もそう。
日記は書くことが重要であって、どういう形で残るかは重要ではない。
いや、最重要ではない。

自分はできれば紙で残したいと思っている。

電子ではなく、紙で残すのは2つ理由がある。
・自分の感情が伝わること。
いつもキレイに書いているわけではないので、イライラしていればそれがわかるし、嬉しければそれもわかる。
・形になること。
電子的な日記も形になるが、物質的に日記が存在していると、書き終えたときの達成感や、「記録」感が強くてすごくいい。

ただ、紙にも欠点がいくつもある。
まず、どこでも書けるわけではない。日記を持ち歩くのはリスクがある（他人に読まれたくない）し、紛失、破損は困る。

そして、書くには気力が必要。
このご時世、えんぴつでなにか書くのに抵抗がないと確実に言えるのは学生くらいだろう。
学校を卒業してしまえばその機会は一気に失われ、漢字さえ思い出せなくなる。
それを乗り越えて日記をしたためるのはむずかしい。
そこで、日記を書く気になる筆記具と、日記帳が必要だと思う。

今まで試した筆記具は、シャープペンシル、油性ボールペン、万年筆の3種類。

シャープペンシルは一番使い慣れたはずだが、ボールペンや万年筆に比べると書くこと自体は難しいなと思う。ペン先が尖ったり平べったくなったりするのは、ボールペン目線では不都合にしか見えない。

ボールペンはすごくいい。一番好きな筆記具。しかも安くても良い感触が得られる。

万年筆はスラスラ書くには優れていないように思える。うまく書くには慣れが必要。ただ、一番テンションが上がる。テンションが上がって日記がたくさん書けるなら、書きづらさは二の次。

そして、それらで書く日記。
日記帳として売られているものは使ったことがなく、文庫サイズ~A5のノートを今まで使ってきた。
文庫サイズの日記帳はすごく良かったが、１日１ページくらいの文量だと内容が超えてしまうのが気になった。最終的にA5が一番気に入っている。

とにかく、日記を書くのはなんでもいい。最近はDay oneというアプリでも日記を書いている。
アプリは、なにか作業をしているときに一瞬でメモ的に日記を取るには素晴らしく向いている。
とにかくなんでもいいから日記を書きたいので、こういう策もアリかなと試している。

そもそもなんで日記を書きたいのか？
これは完全に、自己対話スペースであり、超おもしろコンテンツだから日記を書いている。
どんな友達も、カメラがわかり、自転車レースがわかり、荒野行動がわかり、パソコンがわかり、eスポーツの、それらすべてがわかるわけがない。
自分が知っている領域を、同じように知っているのは自分だけ。
だし、思い出も同様にそう。

読み返したとき、「あー、そんなことあったなー！」が最高に面白い。
記憶はめちゃくちゃ儚い。

読み返すことを前提として、日記を書きまくっている。

そもそも書き始めたのは中学３年生の夏で、受験勉強が大変すぎて逃げ口的に始めたものが１０年くらい続いている。
毎日書いてはいないけど、できれば毎日書きたいし、書くようなことが毎日あるような生活をしたい。

書くのが億劫だし、書くようなことが無いだろって感じがするので、ここで2019年9月9日の日記を引用。

「台風で学校は休みになった。寝倒して、PUBGして、歯医者へ。お金が沢山かかって、頭が痛い。
先週はKWLが休みになったので、今日が9月のDAY1振替になった。1試合目は4キル7位。最初に仏が欠けたので、個人的にはよくない立ち上がり。
この分、空気の切り替えがいつもよりむずかしいのを感じる（のは先月1位だったプレッシャーでしょうね。）そんなのは当たり前の感情なので、頑張りましょう。
結局900ポイントで7位。1位のAkは1900ポイント。まだ諦めるポイント差ではない。仏とちょっとケンカしたけど、あしたも頑張ろうと言ってもらえた。そのままじゃ外しますよ、PUBGやるなとは言わない優しさがあるなあと感じた。」

優勝直後のKWL裏側でした。