ヘブバン 柊木梢のSSスタイル「蒼きノクターン」を見てみる。

霧島えのきです。
今回はヘブバンから柊木梢のSSスタイル「蒼きノクターン」を見てみます。
考察などは個人が思っていることで事実とは異なります。
解釈の違いなどがあっても「変なことを考えてるな」と思ってスルーしてください。

蒼きノクターン

ノクターン

ノクターンとは夜想曲のこと。
深夜にしっとりと聞く夢のような幻想的な曲のこと。
蒼の部分はどうしても蒼井を連想しますね。
いちごのストーリーイベント「Requiem for the Blue」の訳が「蒼きレクイエム」なのでそれと同じ系譜を感じます。

イラスト

まずは目に付く鎌です。
鎌に不気味な青いモヤがかかっています。
この部分は死神を連想させるような感じでしょうか?
こじゅが魂を刈っている。そんな様子が読み取れます。

次に蝶です。
蝶には魂を浄土に連れていくという意味があります。
また、ラビットホール。直訳は兎の穴ですが、「戻れない道に進んでしまう、本筋から外れる、不思議な体験をする」という現象にも関わってきます。
日本では神隠しと言われる現象ですが、これは異世界へのラビットホールを抜けて戻れなくなることで起きるとされています。
その際に登場するのが蝶です。
蝶は異世界と現実世界の間にいることが多く、あの世の幻想世界を表現するのに使われています。
ジブリなどでは千と千尋の神隠しやとなりのトトロで見ることができます。是非探してみてください。
このように蝶には浄土に連れていく。つまり、別の世界に連れていく存在という意味があります。

最後は花。
花は調べてみたのですがそれらしい物が見つかりませんでした。
見た目的にはルコウソウとハナニラを足したような見た目です。
ルコウソウの花言葉は、「繊細な愛」「おせっかい」「でしゃばり」。
ハナニラの花言葉は、「悲しい別れ」「耐える愛」です。
こちらの世界の花でないとしたら、この2つの意味を入れた造花なのかもしれません。
足元には白と黄色の花しかありませんが、花びらはピンクが混じっているのでより「刈っている」感が出ていて綺麗です。

まとめ

このイラストではこじゅは除霊しているんですね。
イラストの中でこじゅが最大限に表現されていてとても良いと思いました。


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