what’s ビジネスでの「面白い話」

この度、ストアカの Laugh Lab 森田翔先生の「話を面白くするポイント」講座に
参加させて頂きました。学びの収穫が多いながらも、笑い通しの楽しい時間でした。
ありがとうございました!!

その学びを「他の人にお伝えする」気持ちで、纏めてみました。

人を動かすものって、なんでしょう?
それは「感情」。

誰かに何かをしてもらいたい。

商品を買ってもらいたい。
自分を選択してもらいたい。
自分の案を決裁してもらいたい。

人を動いてもらうことって、難しいことですよね。

プレゼンでちゃんと内容を伝えたはずなのに、
なかなか動いてもらえない。

そのプレゼン、相手の「感情」を動かす仕掛けはありますか?

「感情」は、その人の行動に大きく紐づけられています。

具体的な行動に移すための原動力、と言ったところでしょうか。

動いて欲しい、そう思うならばこそ、
ロジックだけではなく、プレゼンには「感情へのフォーカス」が必要です。

今日は「人に動いてもらうために必要な“感情”と“話の面白さ”」について
学んで帰ってもらいますよ!

人を動かすために、名司会者は何を明示するんでしょう?
それは「目的」。

結婚式の二次会で司会役となったあなた。
主役はあなたの大切な友人です。

楽しいことが大好きな友人を、今日は心の底から楽しませたい。

そう狙うあなたは、その場の皆さんには盛り上がって行ってもらいたいですよね。

そんな時は「今日は楽しみましょう!」

涙もろい友人を、感動の涙でグシャグシャにしてやろう。

そう目論むあなたは、会場の皆さんには感動ムードを一緒に高潮させて欲しいところですよね。

そんな時は「感動して帰ってもらいましょう!」

シンプルだけど、この一言で会場の皆さんに
「ムード」という魔法がかかります。

そう、相手に取って欲しい行動を、ハッキリ示してあげましょう。

相手はどう振る舞うべきか、自然とそれに対して準備できるような気がします。
そうなれば、あとはムードづくりを大きな流れに乗せていけますよね。

全然関係ありませんが、
ライブでミュージシャンが観客席にダイブしてくるやつありますよね。

あれもちゃんと「今からダイブするから両手上げて支えてねー!」と予告して
ダイブしないと、大怪我しますよね。

でも、ちゃんと予告してダイブするところは見たことないな…。

観客の善意と信頼関係の上に成り立ってますよね。
ファンでもなく初参加のライブで飛び込んで来られたら、やだなぁ。

あ、早速話の脱線が始まってますね。

私たちのプレゼンは聞き手に善意を強いるものではないので、やはり「両手の準備よろしく!」とお伝えするのが、「これ何をどうして欲しい話なの?」という大怪我しなくて良いですね。

お、我ながら上手く脱線を回収できた気がします。
成長したわ。

やっぱり聞き手の感情に響くのは、コレですよね!
それは「ベネフィット」。

じゃあ今度は、自動車メーカーの販売員になっていただきましょうか。

あなたが今一番売りたいのは、新発売となったばかりの6人乗りのワゴン。

最安商品と比較すると1.5倍の価格なので、集中的に売れば効率よく成績を上げることができます。

これはもう、売るっきゃないですね!

しかし今日の来店は、この車はオーバースペックだ、と検討候補に入れていない独身男性。

さぁ、どんな流れでこの新ワゴンを検討候補に入れてもらいましょうか。
※押し売りは無しですよ。

そこであなたにプレゼンして欲しいのは、これです!

・聞き手にどんなベネフィットがあるか
・手に入れたその先にあるハッピー

ではでは、独身男性が6人乗りのワゴンを手に入れて、どんなベネフィットがあるか?

「仲間との楽しい時間」「車中泊でぶらり旅」「災害時の仮住まい」
・・・たくさんありますね!

え?気になる人がいる?

それではその方を誘ってグループデート、
日帰りキャンプなんてどうでしょうか?

クーラーボックスや食材もたっぷり積めますし、
車載モニターではテレビも映画も楽しめて、
お疲れの帰り道では、少しシートを倒しても余裕があります。

そして車出し係の特権、それは気になる人を一番最後に送ること。

2人だけで遊ぶ約束に持っていけるよう、このとき頑張ってみましょう!

あ。販売員さんはこんなこと言っちゃダメですね。

そうそう、何が言いたかったかというと
「聞き手に合わせてAfter(Happy)を意識することで、相手の感情を揺らす」
と言うことですね。

いくら機能や性能を説明しても、それらが相手にどんな「良いこと」をもたらしてくれるかをイメージできないと、購買行動に移らない = 感情に響いていない プレゼンとなってしまいます。

聞き手の欲しいHappyを想像して、ロジックと感情を紐付けしていきましょう!

私の中では、相手が「行動スイッチ」を押すかどうか悩んでいる手に、あれこれ励ましながら、自分の手をそっと添えて、ちょっと押す、
というイメージです(笑)

ビジネスパーソンに求められる「面白い」。
それは「interesting」。


お笑い芸人の方の笑いと、ビジネス上の笑い、
求められるものが違うってご存知でした?

実は私、森田先生のお話を聞くまで、
それを全く意識したことが無かったんです。

お笑い芸人の方の笑いは、楽しいを届けてくれる笑い。
笑ってもらうことそのものが目的です。

それに対して、ビジネス上の笑いは
相手との信頼関係を築く手段としての笑い。

笑わせること自体が目的ではなく、
相手と打ち解けるための一つの手段だったのです…!

確かに、そうですわ・・・。

ちなみに、相手と打ち解けた心理状態のことを
「ラポール形成」されている、と言うそうです。

これも初めて知りました!

ラポールって、元はフランス語で「架け橋」という意味だそうで。

確かに、一緒に笑い合った人とはなんだかちょっと親近感を覚えますよね。
あの時、ラポールがちょっと架かってたんだな…。

ちなみに、ビジネス上の笑いは、爆笑は必要なく、
緊張が和らぐ程度のクスッというレベルでOKとのこと。

ちょっとハードルが下がった気分ですね!
ほっ・・・。

話を面白くする3つの「S」。
それは「Simple」「Surprise」「Story」。

そして、お話を面白くするには、
3つの「S」がポイントだと、伝授いただきました。

ではその3つとは・・・!?

1. Simple 簡潔さ
具体的でわかりやすく、「面白くない」を排除した状態にする。
話の冒頭で全体像を見せる、と言う結論ファーストの手法も簡潔さに繋がります。

2. Surprise 驚き
話の中に驚き「!」を作る。
笑いのメカニズムでは、予期したことと実際のズレやギャップから
笑いが生じます。当たり前の話をそのまませず、ちょっと切り口を変えて
伝えるだけで、話の見え方を面白く演出できます。

3. Story 物語形式
ストーリーを含める。
伝えたい言葉をただ単語の羅列にするよりも、ストーリーテリングにすることに
より、聞き手の心により響き、記憶に残りやすくなります。

その差はなんと22倍!だそうで。

なんか海外の著名な大学の研究だと、おっしゃっていたような・・・。
大学名が思い出せない・・・。ボストン大学とかだったっけ・・・。
まぁ、一旦忘れて良いですか。

なんで大学名を忘れてしまったかというと、
大学名なんてどうでも良くなるくらい、私がその絶大な効果を実感したからです!(言い訳ではないですよ。本当に。)

それは、かのJFKがその香りに心酔し、書籍の中をくり抜いてフランスから密輸したと言うストーリー。

そして、それを聞いて、嗅いだこともない香水「Eight & Bob」を購入した男性のお話。


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EIGHT & BOB 

大事な部分を、めっちゃ省略してしまいました。
詳しくは「エイトアンドボブ jfk」でご検索ください。
私の拙い説明で知り得るより、ずっと良い説明がたくさん出てきます!

すごく面白くて興味深いストーリーでした。

森田先生が上手くお話されたことが、大きく影響しています

危うく私も買いかけました。
何気に香水フェチなので。

なかなかのお値段で、ふと我に帰りました。
危なかったです・・・。

でも、どんな香りなのか、ずっと気になり続けています。

ストーリー効果、恐るべしです!

今日の締め。

行動を起こしてもらうために、
聞き手の感情をどう揺さぶるか。
どう面白くするか。

今回はたくさんのことを伝授していただきました。

改めまして、Laugh Lab の森田翔先生、ありがとうございました!!
笑いながら勉強させていただきました 。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。

JIN先生、素敵なレッスンをご用意いただき、ありがとうございます!!

引き続き、どうぞ宜しくお願い致します!

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