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普通のコラム

※本コラムは、2018/2/6に株式会社ジャストのコーポレートサイトへ投稿されたコラムの再掲となります。


「なんでやねん!「普通」そんなんせーへんやん!」
(訳)一般的にはそういう風にしないでしょ!

時代背景、それぞれの人、年代、性別、役職、いろんな人たちが使う「普通」という昔から変わらない言葉ですが、いろんな場面で意味や内容が全く違ってくる単語だと思います。
「普通」の反対を意味する言葉で思いつくまま挙げてみると、特別、異常、希少、奇抜、特殊・・・くらいでしょうか。

コミュニケーションをとるときにも度々登場する「普通」。

「普通」を前置きした話をするとき、話し手は「自分が言っているのは一般大衆と同じ考えだから、あなたは間違っているんだよ」とか思ってるんじゃないかと感じます。
お互い他人同士、それぞれの「普通」は全く違う。仕事でも家庭でも社会生活の中では得意分野も違うのが「普通」ではないかと。

そういえば、社会人になって初めて職に就いた設計事務所にいたベテランさんに言われた言葉「あんた、いつまで学生気分やねん!ここ学校ちゃうで!「普通」やったら自分で調べるやろ?」(訳は省略します・・・。)
言い方ひとつなんでしょうけど、イラっときましたね。
イラっときた後、時間かけて調べましたね。残念ながら後々自分の知識になっちゃいましたね。ありがとうございました。
今なら前述のベテランさんとも、もう少し「普通」にお話しできるかもしれません。

自分を中心において「普通」を考えると、それが一般常識かのように思えてしまうかもしれませんが、相手の「普通」も少しだけ考えて、お互い思いやりが持てるような関係が作れるように、ふわふわしていたいと思います。

「父」ご飯うまかったな~
「娘」普通やし

「父」おはよ。今日の調子は?
「娘」普通やし

・・・・色々な普通があるものです。

大阪営業所
篠田雅史

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