小室問題その2

昨日、天皇制とヤフコメという記事を書きましたが、一応、その2ということで書いておきます。私はテレビ見ないので、そもそも、なんで小室さんがこんなに批判されてるのか知らないことに気がついて、今更ながら母君の不正疑惑を調べました。

私の結論、悪いことではあるだろうけど、まぁ許してやってよ。。という感じでした。

# 自分がその立場だったら?

まずはこれを想像しないといけませんので、状況整理です。(細かく調べてないので間違ってるかもしれません。ざっくり、ということで)

* 未亡人として子育てをしなければいけない。
* しかも、高校、大学と金がかかるフェイズ。
* 遺族年金が安定したフロー所得
* 体の調子は芳しく無く、元気に働ける状態ではない
* 夫が亡くなり傷心、かつ、子供の学費まで自分で稼ぐ必要がある状態

そこに心許せる男性と出会ったわけですよね。援助をもらったことも確か認めているのでしたっけ?ともかく、援助を受け取った時点で、本来であれば、遺族年金を辞退しなければいけません。しかし、それをしなかったことで、不正受給、と言われたというのが第一の疑惑です。

残念ながらこれが違反なのには間違いないと思うのですが、仮に自分が子育て中の未亡人だとして、婚姻まで至らない程度の新たに出会った男性に、全て金銭的な面で頼りきる、即ち、自分の数少ないフロー所得を自ら切るって、結構な覚悟だと思うのですよね。援助が未来永劫続く関係かどうかなんて、分からないし、自分の体調も不安だし、子供もまだ巣立ってないし、、、

これ、相手方がタレコミしない限り、バレる要素ないので、イケナイって頭でわかってても、役所にいくまで足が伸びなさそうな気がします。実際に婚姻すればまだしも、事実婚状態だと、かなり覚悟と勇気が必要そうです。

倫理観がすごく強い人ならば、きっぱり停止申請できるかもしれませんが、私だったらちょっと自信がありません。こんなことは、表立って誰もいえないと思いますが。。

そんなことで、お金に対する不安が非常に強い状況で、子供が学費の高いICU、、ですよ。これも、「金がないなら、国公立でもいけや」と口で言うのは簡単ですが、子供のためなら無理しちゃいますよね。

そうやって貯金も食いつぶしたのだと思います。そして、第二の疑惑、休職中に保険を貰いながら軽井沢のレストランで働いた、、と。

これも、不正受給だそうです。しかし、私はこれをみて、「めっちゃ必死に生きてる。。」と感じました。期間限定で軽井沢で働いても、多分20万円にもならないですよ。しかも、偽名を使っていたという報道もあったので、ご自身でもリスクをとっている認識があったのだと思います。とにかく、必死さが伝わってきます。なんなら、状況的には、失業保険でも受けようものなら、また世間から大バッシングが来てもおかしくない恐怖心もあると思います。どうにかして働くしかないわけです。もちろん、悪いことではあります、でも、自分はそんなに攻めることはできません。

というか、そもそも息子殿は全く別の人間ですよね。必死に生きてきた母が、不正受給で罰せられたとしても、本来、息子殿には関係ないです。もっといえば、本当は関係なくできるのに、自分のために必死に生きてきた母を守りたいが故、息子殿もいろいろな制約があるなか、必死に戦っているわけですよね。

多分、ここまでの金銭的な状況から察するに、息子殿のアメリカ留学には、おそらく、何らかの便宜が図られていた可能性は0ではないと思います。完全な予想ですが、東京の弁護士事務所は、自主的に色々便宜を図った可能性はありますよね。秋篠宮殿下が何かをしたかどうか全くわかりませんが、皇室の娘のフィアンセを守る、と考える人は周囲にいても不思議ではありません。

こう考えると、関係しているいろんな人が、いろんな葛藤を抱えながら本当に必死にやってきた数年間なんだろうと思います。

かたや、例のヤフコメを見ると、安全圏から避難罵倒の嵐ですよ。やれ「俺の税金を使うな」だの「説明に納得いかない」だの。コメントしてる人たち、ちゃんと裏側の物語をイメージしているのでしょうか。相手は人間ですよ。。

誹謗中傷や執拗な固執をする人間には、「他人の立場に立つ」という想像力の欠如があるんだろうな、と思いました。

「正義の刃」を振りかざすことは、とても簡単です。そうじゃなくて、「人に寄り添う」という、人間らしい心の使い方ができる人が増えることを切に願います。





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