言葉は言霊

どうもジュリョウです。

現在、可能な限り店舗会議に参加させてもらっています。そこで、ひっかかったことがありましたので共有させてもらいます。

言葉の言い回しなのですが、お客様(さん)のことを「客」と言っている人がおりました。会議の進行を妨げますし、公開処刑みたいになるのでなんとか堪えましたが、非常に残念に思いました。

前回、商売の原点は【全てをお客様のために徹する】ことと伝えましたが、お客様のことを「客」と呼ぶことは絶対にあるまじきです。それはキッチンだろうと、バックヤードだろうと、もちろん会議であろうとです。その人に悪気があったわけではないでしょうが、お客様を心の底では舐めている言わざるを得ません。必ずその表現がどこかしらに表れてしまうものです。

弊社では、席番も「テーブル〇番様」という表現が徹底されていると思います。「テーブル〇番」というのは、我々がそのお客様の名前を知らないから便宜的に使う、仮の名前です。仮の名前だからって、それを呼び捨てにしていいわけがありません。

その他にも、「ご案内します」と言いますよね。たまに「入れる」と言う人(経験者に多い)がいますが、ありえません。お客様をモノを扱うように考えている程度の低さがうかがえます。

少し高度になってきますが「オーダー入りました」も弊社ではNGです。オーダーは勝手に入るのもではなく、お客様がわざわざご来店くださって、オーダーしてもらって、、、ですので「いただきました」と言っているはずです。

キリがないですが、料理を「出す」も、適当な感じがしてよろしくない。「提供する」「届ける」という表現の方が想いが乗ります。

そんなもの誰が気にするの?どうでもよくね?そう思う人も少なからずいるかもしれません。ですが、こういった小さな積み重ね(お客様を丁寧に扱うこと)なくして【全てをお客様のために徹する】というところには行きつきません。上辺だけというのが、すぐ相手に感じられてしまいます。そんなに甘くありません。

だからといって、いきなり【全てをお客様のため徹しなさい!】と言われても、なかなか難しいことも分かります。

そこで【形から入って心に至る】ことを知っておいて下さい。たとえ最初は形や見た目だけだったとしても、長く続けていくうちに、その背景にある理由や本質もだんだん理解できるようになるものです。

冒頭のタイトルですが、「言葉は言霊(ことだま)」言葉が目に見えない力を持っていることを意味します。発した言葉が何らかの形で現実に影響を与え、良い方向へも悪い方向へも導くという考え方のことです。想いが乗るということです。

今回は言い回しのお話をしましたが、他にも言葉は日常にも大きく作用してきます。

一般的に、悪い結果をもたらすのは

・悪口や陰口は言う

・自分を否定する

良い結果をもたらすと言われているのは

・感謝を口にする

・ポジティブな言葉をつかう

・素敵なところを褒める     などなど。

私は決してスピリチュアルがどうのこうの言うタイプではありませんが、言葉には力があると確信しています。人生を豊かにするために、言葉を味方につけて下さい。ではでは

あ、もうひとつ言葉で気になることありました!

オペレーションは敬語でお願いしますね!とくに歳の近いアルバイトさん同士でよく見受けられます。今度こそ、ではでは

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