どうもジュリョウです。春になり、今年も新卒で4名の方が入社してくれました。

学生時代はお金を払って教育を受けていましたが、これからはお金を稼いでいくという全く違った立場になります。難しく言ってもよく分からないと思いますので、簡潔に。

仕事とは『誰かの役に立つ』ことで対価としてお金をいただくことです。運送業でしたら、遠く離れたところに、その人の代わりにモノを届けることで対価をもらう。といった具合です。

店長の役に立つ、APさんの役に立つ、なりよりお客様の役に立つ。役に立つ人っていうのが、世の中に必要とされ、重宝されていきます。必要とされる人に、ヒトモノカネっていうのは自然と集まります。『誰かの役に立つ』これだけは胸に刻んで欲しい。

それはさておき、全員が希望を抱いて入社してくれことでしょう。とういうことで、過去ログからの引用になりますが「夢」について

少々自分語りをさせてもらうと、私の場合は、とくに「夢」があるわけでもなく、お金持ちになりたいという野望があるわけでも、有名になりたいという欲があるわけでも、権力を持って貧乏だった時代に自分を馬鹿にした誰かを見返してやりたいみたいな、よくあるハングリー精神があるわけでもありませんでした。大谷翔平のようにブレない夢があったわけでも当然ありません。

なので「あなたの夢はなんですか?」とか「夢を持ちなさい」とか言われると困ってしまいます。とくにこれといった夢を持っていない自分が、どこか欠けているように思えてしまう。

【会社のビジョン≠個人のビジョン】

もちろん会社のビジョンや目標はあります(設定している)し、夢は広がります。ですが、それは正確に言えば、夢でもなんでもなく、ビジネス上のビジョン。あるいはそのとき限りの目標です。それを叶えるために生きている!とは言えるような夢ではないんです。

若いころの自身の夢(?)といったら、ちょっと良い車に乗れたらいいなーくらいのものでした。それでも、ここまでやってこれました。「それだから、この程度か」とも言えるのですが「この程度でも十分だ」と思える人にとっては朗報ではないでしょうか。

壮大に語れるような夢を持っていなくても、やるべきことを楽しく必死に頑張っていれば、それなりにビジョンは浮かんでくるし、目標も出てくる。そのうち、その目標がミッションへと繋がっていく。私はそんな感じで、うっすらですが、自分が果たすべき役割みたいなものが見えてきました。

幼いころから強烈な信念を持って大志を抱き、実際に叶えている人もいますが、取り上げられやすいだけで、そんな人は本当にごく一部でかないと思います。それに、そんな人ばかりだったら、なんか気持ち悪いですよね。

ミッションは後付けでもいい。あるいは仮置きでもいい。途中でかわってもいい。それでも持っていたほうがいい。

これでもない、あれでもない、と置き換えていくプロセスの中で、自然に自分の方向性が見えてくる。やがてその先に、漠然とした夢のようなものが見えてくる。実際にはそんな緩やかな曲線なんじゃないでしょうか。

そして忘れてはいけないが、大前提で『目の前の与えられた仕事を必死でやりきる』こと。のらりくらりしていては、掴みたいものは掴めません。頑張ったとは自分で言うものではなく、他社に判断してもらうものです。

【モチベーションが沸かない理由にしない】

私の場合は、仕事の「責任感」がモチベーションの源になっているのかなと自己分析しています。社長だからと言っても、正直、やりたくないことをやらなくちゃならない時もあります。私もやりたいことだけやっているわけではありません。

社員全員を守る。家族を守る。会社のため。その「責任」から「さて、やるか」と奮い立たせているわけです。でも、実は「責任を果たしている自分」に酔いしれるという大きな報酬を得ているという部分もあるんですよね。。。

大きな野望や野心、ハングリー精神、壮大な夢がなくても、人はさまざまなことをモチベーションに、物事を成し遂げられる。だから、ハングリー精神や夢がないことを、モチベーションが沸かない理由にしてはいけないと思うわけです。

なにはともあれ、まずは必死で頑張れ!ではでは

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