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正しい努力

どうも今週のジュリョウです。GW中は食のイベントも大盛況だったみたいです。万博、大阪城、鶴見緑地などなど、、、弊社も出店のお誘いをいただくこともあるのですが、現在は控えている状況です。
コロナ以前はわりと出店していたのですが、労力のわりに赤字になることもあったり、そもそもコロナでイベント中止で在庫だけ抱えるなんてこともありまして
・外的要因に大きく左右されるため売上の予測が立てにくい(ギャンブル要素が強い)
・人員を確保するのに店舗に負担がかかる(仕込みや準備を含む)
などの観点から控えています。ただ、このような盛況を見ると羨ましくなるもんでして。。。うずうず。

星シラズ

さて、間借りラーメン「星シラズ」ですが、すごく調子が悪いです。なかなか難しいプロジェクトであることは当初から予想していましたが、10店舗中で黒字店舗は2店舗ほどでしょうか。
各店舗、知恵を絞ってどうにか上げようとはしてくれているものの思うように上がってきません。そうです。頑張ってはいるものの結果が出ない。。。

これはお店ではもちろん、個人にも往々に当てはまることであってタイトルでもある「正しい努力」ができているかどうか。間違った方向に努力していないか。
悲しいかな、ただがむしゃらに突き進めば良いというものでもないのが現実です。うまくいかない現実を直視し、次にどうするのか考えなくてはなりません。同じことをだらだら努力していても結果は出てきません。

今回、星シラズのある一軒の方から
「新商品を作りましたので、試食お願いします」と台湾ラーメンが送られてきました。実際に食べてみると、悪くはないのですが、特出して美味しいわけではなく、インパクトがあるわけでもなく、、そして売価は980円ですと。試作にもかなりの労力が掛かっているはずです。
現状をお聞きすると、現行の商品の評判は良いということでしたので、おそらく問題はそこではないのです。本当に評判が良いのであれば、新商品の投入ではなく(季節メニューやとんでもなくインパクトがあり美味しいなどを除く)他に努力するポイントがあるはずなんです。

・プロモーション活動
・QSCAV
・見せ方、売り方

などなど、実際に店舗を見ていないのでなんとも言えませんが他に努力するポイントが間違いなくあるんです。

そして、努力では解決しないこともあるということも理解しておく必要があります。立地や改装などは間借りということもあり、ほぼ不可能です。
そもそも、そこにニーズがあり、お客様の問題解決になっているのかという根幹の部分も再考する必要があります。やめるということも一つの選択肢です。

かく言う弊社も不採算店舗を抱えていますので、自分自身にも当てはめてよくよく考えていますが、このような悩みは尽きませんね。。。

閾値

なんか暗い話になってしまったので、別の角度から努力を考えます。
「頑張っていますよ!」というのはよく聞く言葉ですが、どれくらい頑張っているかという話です。
飛行機が宙に浮きだす速度のことを閾値といいます。これが仮に200キロだったとすると、180キロで走っていてもいつまでも浮き上がることはできないわけです。しかし、200キロになった時点で全く違う景色になる。

自身にも当てはめて下さい。頑張っているのはどれくらいか?もう少しで飛べそうなら、もう少しギアを上げれないか?
飛べそうもないのにギアを上げても飛べないので、もちろん正しい方向を向いてね。


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