商売の原点

どうもジュリョウです。
〇de▽三ノ宮店がオープンしました。田中店長の日報にありましたが「期待していたよりご来店いただけなかった」というところで、どこか私自身も驕りや慢心が生まれていて、本質がブレていたような気になりました。そういった時は、原点に立ちかえる。
商売の原点。それは【全てをお客様のために徹する】ことです。
よく聞く言葉なんで、「そんなもん知ってるわ」と聞こえてきそうですが、表面的に理解した程度で終わらないでください。そういう人に限って、これを読み終わって、仕事に戻った瞬間、この言葉を忘れ、自己都合の商売をしているもんです。
『お客様のために』とは、そんな軽いスローガン的な美辞麗句としてあるのではなく、商売に関するありとあらゆることを、これに徹するということです。
徹するということは、最初から最後までということですから、立地を決め、商品を考えるときは「お客様の笑顔」を思い浮かべるところから始め、お店では接客や商品を作るところも当然「お客様の笑顔」のためであり、掃除やシフト作成などの業務も全て「お客様の笑顔」のためということで、全てに一切の妥協をしてはいけません。
「会社は誰のためのものか」と聞かれたら「お客様のため」というのが本質であると私は思っています。経営の教科書系の本でよく「株主のため」と書かれていたりするのですが、本末転倒です。また、みなさん(従業員)あっての会社というのは間違いないですが、本筋ではありません。
会社は、お客様にお支払いいただくお金で成り立っています。給与はお客様よりいただいています。そのお客様に対して「株主を幸せにしたいのでラーメンを食べてください」とか「弊社の社員の幸せのためにラーメンを食べてください」とでも言うのでしょうか。明らかにおかしい話です。お客様に一途になること。それが成果を生み、結果としてみんなを幸せにできるものではないかと思います。
商売は毎日がお客様から投票をいただいているようなものですから、お客様のためを思って活動していない企業(お店)にお客様が投票してくださるはずがないんです。最近ではSNSマーケなどで集客に躍起になっているお店がたくさんあります。たしかに、まず認知していただき、ご来店いただく、いわゆる「どのように来ていただく」のかは大切です。ですが、間違いなくそれより大切なのは「どのように帰っていただく」のかです。
お客様はそんなに甘くありません。どうやらお客様には分かってしまうようです、お客様のために商売をしていないと。会社が、数字やお金だけを追っていて、お客様のためでなければ、結局商品やサービスにあらわれるもんです。従事する者が、お客様を見ず、会社や上司の方を向いて(機嫌をとる・怒られないように)仕事をしていれば、それをお客様は敏感に気づいて見過ごしません。
お客様を喜ばせたいと腹の底から思うこと。本物の想いしか、お客様の心は掴めない。もっと火花散らそうぜ!


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